マネックス証券 貸株金利UP延長

「長期保有株隠れた活用術」などの過去記事で取り上げてきた、マネックス証券の貸株サービスですが、今年九月から従来は年率0.1%程度であった金利が0.5%となっています。
この0.5%金利キャンペーン、12月までの予定とされていましたが、今回、好評により2007年3月まで延長されると発表されました!
それだけ新規顧客を引っ張ってくるのに、このサービスのインパクトが大きかったという事でしょうか。
ところで、「内藤忍の資産設計塾 実践編」の中でもこのサービスが勧められていますが、「特定口座」では利用できないという記載があります。現在では「特定口座」でも利用できますので誤解の無いように(「信用取引口座」を開設している場合は利用できません)。


ブラジルファンド

先日、「マネックス証券 投資信託申込手数料0円キャンペーン」という記事を書きましたが、うちではHSBCブラジルオープンの買い増しを検討しています。販売手数料が通常では3.5%もかかり、信託報酬も1.995%ということで、メインのファンドにはなり得ませんが、小額なら突っ込んでも良いかと。
ところが、ここのところブラジルBovespa指数は過去最高値を更新し、非常に買い辛い感じがします。
実際、どう判断したものかと思っていたのですが、12月4日付けで「NB Online」に興味深いコラムが出ていました。
要約すると・・・

10月29日ブラジルでは大統領選決選投票が開票され、現職のルーラ・ダシルバ大統領が対立候補のジェラルド・アルキミン前サンパウロ州知事を大差で破って再選を果たしました。
2006年3月には、経済政策の面でルーラ大統領を支え、「ブラジル経済の守護神」といわれたパロシ財務相までが汚職問題で辞任していますが、このように汚職・スキャンダル問題があっても再選した理由としては貧困層の支持があげられます。
貧困対策のための歳出が増加しているため、政府の財政は相当に圧迫されています。今後も継続して、政府が貧困対策を重視していく政策をとれば、インフラ整備に十分な財政資金が回らず、外資導入の呼び水となるインフラ整備が大幅に遅れる可能性があります。
実際、インフラ整備の遅れなどが障害となって、最近ではブラジルへの外国からの投資が伸び悩んでいます。ブラジルへの対内直接投資額(ネット)は90年代後半に急増した後、2000年代に入って伸びが鈍化しており、2005年は前年比17.0%減の150.7億ドルにとどまりました。
2007年1月からの4年間、2期目のルーラ大統領は、貧困層の削減と外資の積極的な導入というトレードオフ(二律背反)の問題をどう両立していくか、非常に難しい舵取りを求められているといえます

と、いう感じでネガティブな内容でした・・・
が、逆に安心しました。
皆が皆、良い見通をしているようではピークが近いように感じますが、こういう意見も出ている今はまだ安心して買って良いかもしれません(短期的に下げる事はありそうですが)。


12月住宅ローン長期金利低下

先月は住宅ローン金利が過去最高水準金利にという記事を書きましたが、さて今月の長期金利は一様に低下しています。

三菱東京UFJ、みずほ、三井住友、りそなの大手銀行は15年以上の金利を軒並み引き下げ。みずほ、三井住友、りそなは10年固定型も引き下げたほか、みずほは5年固定型でも0.05%引き下げて3.25%とする。住宅金融公庫と提携した最長35年の長期固定ローンは、みずほが3.13%で、りそなが2.961%とする。
NIKKEI NETより

SBIモーゲージなど手数料先払い方式の金利は、2.861%と2%台を維持。先月からたった0.09%の変動ですが、3,000万円を35年払いで借りた場合、総返済額は約60万円も下がる事になります。

月々の変動でこのレベルですので・・・短期固定金利だとこの先の支払額上昇が非常に怖い(私も当初は短期固定で低金利で借り、共働きのうちに繰り上げ返済すれば良いようにも思いましたが、現実的な繰上げ額を考え、うちではSBIモーゲージの35年固定としました)。

ま、結局は何年も先の話はどうなるか判りません。

短期的には日銀の政策金利追加利上げがどのタイミングで行われるかが重要なポイントですね。

Photo credit: GotCredit via VisualHunt.com / CC BY


ジャパンネット銀行 期限前解約利率変更

最近、ネット系銀行ではあまりパッとしない様に感じるジャパンネット銀行ですが、優れた点もあり、定期預金の中途解約利率が断然高いという特徴がありました(過去形)。イーバンク銀行では、中途解約により普通預金金利よりもずっと低い金利が適用されます。
ジャパンネット銀行(11月28日以前)
・1年未満 普通預金利率
・1年以上2年未満 預入日における同一預入金額階層の預入期間1年の定期預金利率×80%
・2年以上3年未満 預入日における同一預入金額階層の預入期間2年の定期預金利率×80%
イーバンク銀行・1年未満 約定利率×5%
・3年未満 約定利率×10%
・5年未満 約定利率×15%
・7年未満 約定利率×20%
ところが・・・
2006年11月28日(火曜日)より、定期預金期限前解約利率の変更が発表されました。
ジャパンネット銀行(11月28日以降)
・1年未満 約定利率×10%
・3年未満 約定利率×15%
・5年未満 約定利率×20%
・7年未満 約定利率×25%
・10年未満 約定利率×30%
最大のメリットと思っていたものが無くなってしまいました。次の満期が来たら定期預金を引き上げます(既に普通預金や振込み操作など日常の利用はイーバンク銀行に移っていますが)。セキュリティ意識の高さなど優れる点もあるのですが・・・イーバンク銀行が次々と個人顧客に対しインパクトのあるサービスを始めているのに対し、何かやってもらわないとねぇ。


長期保有株隠れた活用術

12日の日経新聞朝刊(15面)で、長期保有株の隠れた活用術として、貸し出しによる金利収入と、株を担保にした融資の話が特集されていました。

投資家が証券会社に株を貸し出すことで、期間に応じて金利を受け取れるのが貸株ですが、これまでは機関投資家向けのサービスだったのに加え、貸し出すと名義が変わり、期間内に権利確定日が来ると配当や株主優待の権利を失ってしまうなど、個人にはあまり普及していませんでした。

2003年から「貸株サービス」を始めたマネックス証券ではシステムの改良で、今年九月より権利確定日に自動的に投資家の口座に株を戻す事ができるようになり、金利収入と配当・株主優待の確保を両立。また、預けた株の時価に対して、通常は年0.1%程度の貸し株金利を0.5%に設定。

これにより同社の貸株残高は8月末の650億円から10月末には1千億円に急増、10月の他の証券会社からマネックスへの株の移管金額は30億円を超えたそうです。

私もマネックス証券でETFなどを貸株に出しており、毎月数百円ですが金利を受け取っています。チリも積もれば・・・ですので、どうせ長期に寝かしておくのなら利用しない手は無いサービスです。貸し出ししている株も自由に売れます。

ただし、貸株サービスは投資者保護基金による保護対象になっていませんので、マネックス証券が倒産した場合には返って来ないかもしれないというリスクを負う点には注意が必要です

同様に松井証券も「預株サービス」を実施していますが、こちらは預けた証券会社が倒産しても回収不能とならないよう工夫されており、預けた株の時価に相当する金額を顧客の資産として管理し、万一株を返却出来ない事態にはその金額を返却するシステムです。その分管理手数料として、投資家に支払う金利から一定割合が引かれます。また配当や株主優待の権利は失います。

このような状況から、SBI証券でも貸株の実施の準備を進めているという話。手数料の値下げ合戦だけでなく、このような個人向けのサービスが今後拡充する事を願っています。

【※注】2006年2月より当記事以前の記事(及び、2007年2月までの一部の記事)はサーバー障害により消失しており、当記事が現存する最も古い記事となっています。


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