【誰でも最初は初心者】私がインデックス投資を始めたきっかけ

最近は、私の職場でもNISAという言葉が聞かれるようになり、つみたてNISAのような非課税制度をきっかけに投資を始めてみたという、若い人が増えています。

ベテランブロガーでは、相互リンク先の虫とり小僧さん「いつか子供に伝えたいお金の話」が投資(資産形成)を始めたきっかけは保険屋さんだったとの事。

また、同じく相互リンク先のkenzさん「インデックス投資日記@川崎」は、勤務先の企業型確定拠出年金(DC)導入がきっかけ。

と言うことで、きっかけはひとそれぞれですが、皆さん投資初心者の時期がありました。そういう私は、プロフィール欄でも書いていますが、投資を始めたのは、住宅ローンの検討がきっかけでした。

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金融知識が無いまま社会人に


私の学生時代は部活動と研究室での生活で(もちろん遊びも)、社会や経済の話には全く興味がありませんでした。バブル時代を少しは経験しているはずですが、全く実感は無く、まだネット証券なんて無い時代でしたし、株式に投資するという事は考えたこともありませんでした(他学部の友人からも株式投資しているという話は聞いたことがなかった)。

そうこうしているうちに、バブルが弾け氷河期と呼ばれる時代に運良く就職できたのですが、社会人になってもメーカーの研究職という仕事柄、経済情勢などあまり意識する事なく、好きな実験をしていれば良いという環境でした。

そう言えば、大学院生時代は日本育英会(現:日本学生支援機構)の第二種奨学金を借りていましたが、当時は年利3%ということを意識しておらず(手元の現金が多い方が良いくらいの考えで)、結婚前にようやく一括繰り上げ返済をした際に初めて、もっと早く返済すれば良かったと。。。

金利水準も知らずにローンを組んだ

こんな金融知識の無い社会人がいいカモである例が一つ。

社会人になって、ひと目惚れした新車を5年ローンで買ったのですが、提示されたマイカーローンの金利が世の中の水準からして妥当かどうかなんて全く分からないド素人だから、当時の私の判断基準は毎月の支払額が給与から払えるかどうかだけ。

確かディーラーで、年利12%程度のローン金利が提示されたと記憶しています。

一応(元)関西人なので、ローン金利の値引き交渉をして一桁までは下げてもらったと思いますが、先程書いたように毎月の支払額がいくらになるかが判断基準で、結局年利いくらで借りたのか覚えていません。せめて他社との比較くらいすれば良かったのですが、初めての大きな買い物に舞い上がり即決で契約して帰った記憶があります。

プロからしたらカモもいいところですね。

本当に怪しい投資話と縁がなくて良かったと思います。

投資に興味を持ったきっかけは住宅ローン

さて、30歳を超えて結婚し、共働きで貯蓄を進めるのですが、今度は生活の基盤となる家が欲しいとなる訳です。

さすがに家を買うのは車と違って金額の桁が違うので、これはちゃんと勉強しなければマズイ事になると気づき、ようやくお金の事を勉強しました。

複利の力の凄さを知ったのも、住宅ローンの検討がきっかけです。

35年ローンで総支払額が倍になる!?
いや待てよ、これは逆に複利で運用したら凄いじゃない!!(この時の複利で増えるイメージが、後に現実とのギャップになるのですが、それはまだ数年先のこと)

マンションの頭金として貯めたお金で運用を始める訳にはいきませんので、そちらの支払いを終え、ある程度お金が貯まるまで、半年程はブログや書籍を読んで投資の勉強だけをしていました。

今なら100円から投資信託を購入できるので、まず投資してみるという考えもありますが、ここで時間をとって勉強したのが結果的に良かったと思います。

この頃、世間ではデイトレードが流行っていたのですが、たまたま私が本屋で手にとったのがチャールズエリスの「敗者のゲーム」でした。

ナイスショットを一発決めた者が勝つのではなく、いかにミスを減らすかが重要 と言うのが本書の肝ですが、学生時代の部活や、趣味のゴルフで実感していましたから、何の疑問も無くスッと本書の内容が受け入れられました。

その後、ウォール街のランダムウォカーほか、有名な投資本は一通り読みましたが、今でも「敗者のゲーム」が一番好きで、私のバイブルになっています。

インデックス投資が投資の世界の入り口でした

そんな訳で、最初からインデックス投資(株価指数への長期分散投資)に出会ったというのは、投資ブロガーでは珍しいパターンかもしれません。

世界中のプロが参加しているマーケットで、平均点を取り続けるというのは凄い事 で、ブログのサブタイトルにあるように私は「バーディ狙ってボギーよりも、刻んでパーを取って行きたい」という性格です

それまでは銀行預金オンリーだったのですが、私が初めてリスク資産への投資を行ったのが2006年2月。当時流行っていた、中央三井外国債券インデックスファンド(現:三井住友トラストAM)を10万円ほど買っています。

同時期に当ブログを始めており、その後の様子はブログに記してきた通りですね。

ちなみに投資を始めた初年度(2006年)末のポートフォリオは下記記事の様な感じ。

10年ちょっと経ちますが、当初から現在まで保有している銘柄はありません。また、今とはアセットアロケーションの配分も大きく違います。

当時も今も、バイ・アンド・ホールドを基本方針に掲げてはいますが、個人向けの投資商品は大きく変わりました。考え方も変わるし、やり方も柔軟に変えていけば良いと思っています。

あの頃は、子供が居ない夫婦共働きなのでリスクを取っても平気。住宅ローンはあるけれど、35年間低金利で固定したし、住宅ローンを返すよりも自分で運用したほうがお得だと考えていました。

転機はリーマンショックとリストラ

私の人生の転機であり、投資に対する考えや方針が大きく変わったのは、2008年にリーマンショックとリストラを経験したことでした。

理屈では雇用保険の失業給付もあるし、妻は働いているので、今すぐにお金に困る訳ではないのですが、無職になるというのは理屈ではない恐怖。

20社以上応募しても書類で落とされる事が多かったのも恐怖を増幅したのでしょう。ある分野で専門性とスキルを高めてきたつもりが、結局それで食えるほどの実力がある訳でもなく、世の中からみると全く需要が無かったという。

自分のキャリア(下手したら人格まで)否定され続けるのは辛かったですね。

リーマン・ショック後はインデックス投資ブログも沢山消えました。積み立てを止めてしまった人も多かったかもしれません。

それでも、山あり谷ありの長期投資を平穏な気持ちで続けて行くには、私の拙い経験からは以下のような事が大切に思います。

  1. リスクはやや安全側に考える(リスクを取れば必ずリターンも増える訳ではない)
  2. 生活防衛資金等、十分な安全資産を用意しておく(現金は精神安定剤)
  3. 自動化の仕組みを作る(リーマンショック後も淡々と買えたのはこれのおかげ)

私は今は、リスク資産と安全資産の比率を約50%ずつとし、生活防衛資金を2年分確保しています。また、家計の実績から年間の投資予定額を12等分し、買い付け作業は自動でのつみたて投資のみとなっています。

投資は始める時はなるべく早く若いうちに始め、あとは いかに継続するか が重要なポイントなんだと思います。

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  1. 虫とり小僧 より:

    投資を始めた時期は僕もほぼ同じです。
    途中の感情経過も共感できる部分が多いと思います。
    自分のことを書いているだけでは分かりませんでしたが、他の方の投資を始めたきっかけを読むのは面白いですね(笑)

  2. じゅん@ より:

    >虫取り小僧さん
    昔はインターネットがこんなに普及していませんでしたので、お金の話の情報源として親、上司、先輩の影響が大きかったですね。
    社会人新人の頃に財形貯蓄を始めたり、生保に入ったのも先輩の影響でした。