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これ一本で世界に投資!eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の魅力を解説!

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)は、これ一本で世界の株式市場にまるごと投資できるファンドです。

我が家ではコロナショックによる株価下落をキッカケに保有ファンドの整理を行った結果、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)が、リスク資産の投資額の半分以上を占める、メインファンドとなりました。

このファンド、2018年10月31日に新規設定されましたが、その直後の「投信ブロガーが選ぶFund of the Year 2018」では第3位に入賞、2019、2020では見事に2年連続 1位 の栄冠を獲得している投信ブロガーお墨付きのファンドです

どちらかと言うと世間で売れ筋のS&P500などの米国株ファンドと違って、全世界株式ファンドはマイナーな部類のファンドですが、この全世界株式クラスでは、このeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)が一人勝ちの状況。

コロナショックに動じること無く、2020年4月には純資産総額が200億円を突破、2020年11月には500億円、2021年1月には900億円を超えるまで順調に残高が増加しています。この規模になれば中途償還の心配は全く不要ですし、安心して長期に保有し続ける事ができます。

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の魅力について、改めて紹介します。

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MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み)

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の投資対象指数は、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み)(略称、ACWI)です。

参照MSCI ACWI index brochure

2020年12月末現在、先進国23カ国と、新興国27カ国の大型株・中型株から成る指数で、約3,000の銘柄で構成され、11のセクター、各市場における浮動株調整後の時価総額の約85%を含みます。

いわゆる時価総額比に基づいて、世界の株式に丸ごと分散投資が出来る指数です(米国株が半分強ですが、米国1点張りではない点が良い)。
セクターはそこそこバラけていますね。

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)では「配当込み指数」を採用しているのも嬉しい(配当抜きの指数に比べてファンドのパフォーマンスを正確に評価できる)。

ちなみに、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の最大のライバルである楽天・全世界株式インデックス・ファンド(通称:楽天VT)が採用する、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスは大型・中型株のほか小型株も含む約8,400銘柄で構成されていて、若干違いがあります。

特に、楽天VTの方は小型株効果も狙えるということですが、どちらの指数が優れているかは一概に言えません。

オールカントリーのマザーファンドは?

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)が実際に投資する先である、マザーファンドは3つ。

まず、以前よりeMAXISやeMAIS Slimのマザーファンドとして運用されている「外国株式インデックスマザーファンド(MSCIコクサイインデックス)」及び「新興国株式インデックスマザーファンド(MSCIエマージング・マーケットインデックス)」に投資しています。

さらに、日本株式クラスは、当ファンドのために新規に設定された「日本株式インデックスマザーファンド(MSCIジャパン・インデックス)」が投資対象となります。

既存のマザーファンドは十分な資産規模があるので全く心配要りません。

新規設定の日本株式インデックスマザーファンドも、特に問題なく運用されているようです(もともと日本株の比率は10%に満たないので、ファンド全体への影響は軽微)。

ファンドにかかるコストについて

  • 購入時手数料:なし(ノーロード)
  • 信託報酬:年率0.142%(税抜) →年率0.120%(税抜) →年率0.104%(税抜)
  • 信託財産留保額:なし

設定当初から、数年前からは考えられない安いレベルの信託報酬率で設定されましたが、2回の改訂を経て、現在の信託報酬率は年率0.104%(税抜)まで下がっています。

また、その他コストなども含んだ実質コストは、2020年4月27日までの内容が、第2期運用報告書に記載されていますが、問題ない内容となっています。

参考eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)第2期運用報告書

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の運用成績

2021年1月末まで、過去1年間の騰落率は+14.64%。

12月末時点の月報によると、設定来の騰落率がベンチマークの+27.9%に対し、オールカントリーも+27.9%と指数に追従しています(これもコストが低いから為せる技)。

世界の株式に分散投資していても、さすがにコロナショックでは急激なマイナスがありましたが、純資産額は全く動じずに増加を続けており、暴落時にも安定して資金流入が続いている事は非常に良い事だと思います。

ただ、投資対象が株式100%なので、日々の値動きが気になる人は、現金を手厚く持つか、債券を含むバランスファンドの方が心穏やかに投資を継続できるかもしれません。

全世界株式に投資できるファンドは「除く日本」もある

「全世界株式クラス」には、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)に連動するインデックスファンド(日本を含むと、除くがあり)とFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動するファンドがあります。

このクラスのファンドの良いところは、これ一本でシンプルなポートフォリオを作って放ったらかしが出来る事ですね。

下記の記事に、このクラスには他にどのようなファンドがあるかまとめています。

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) という、日本株を除く、全世界株式に投資できるファンドもあり、こちらもオールカントリーと同じく信託報酬は年率0.104%(税抜)です。

日本株は個別株で投資するという方などには、こちらの方が使いやすいかもしれません。

私がeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)を選んだ理由

最近でこそ米国株集中投資が流行っていますが、リスク管理の王道は分散投資だと思います。

米国の調子が良いからこそ、不人気の他のエリアも含めた全世界の株式に投資しておきたいと思っています。

かつてバブルの絶頂時には世界の上場企業の時価総額上位50社のうち、30社以上が日本の株式会社が占めていた時期もありました。

リーマンショックの時には、アメリカ経済は終わったと誰もが思っていました。

この後、世界がガラッと変わってしまうようなイノベーションもどこで起こるか判りません。

以前は全世界株式というクラスに投資しようと思うと、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)という海外ETFの他に、選択肢がありませんでした。あるいは、先進国株式クラス、新興国株式クラス、日本株式クラスとそれぞれを自分で組み合わせて買うかですね。

私は、海外ETF(VT)への投資は配当金の再投資がイチイチ面倒だったり、管理の手間がかかるのが嫌でやめてしまいました。

2018年10月27日以降、楽天カードによる投信積立てでポイントが付与されるようになり、現在は楽天証券の特定口座でeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)を毎月5万円積み立て購入。SBI証券でも、つみたてNISA口座と特定口座でeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)を購入しています。

今後、保有するファンドの整理を進めて、将来的にはeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)と現金だけでポートフォリオを構成したいと考えています(取り崩す年齢になった場合に、複数のファンドの比率を考えながら取り崩すのは非常に面倒)。

eMAXIS Slimシリーズは常に最もコストが安いファンドであることを方針として謳っていますし、実際にコスト低減を続けてきた実績があります。つみたてNISAなど20年以上先を見据えた長期投資のツールとして、少なくとも現状では最適だと思います。

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じゅん@

アラフィフ会社員、既婚子なし、共働き。2006年から貯蓄と並行して低コストインデックス投信のつみたて投資を行っており、インデックス投資歴19年目。投資ブログを書き始めたのも同時期です。
国際分散投資派のほったらかし投資スタイルで資産形成を実践します。

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