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長期投資継続のための4つのコツ

最近、ツイッターのTLでちょくちょく見かけるのは、株や投資信託を一部売却して現金化しましたという言葉です。

リスク過多でリバランスが必要だったり、現金が必要だったりと、皆さんそれぞれ背景(理由)があるでしょうし、好きに売買すれば良いのですが、最近投資を始めた人がなんとなく不安に感じているんじゃないかと気になっています。

特に、つみたてNISAなど長期目線の資産形成を始めたはずなのに、漠然とした不安から売りたくなっている人は、今一度、自分はどういう投資をしたいのか、冷静に考えを整理した方が良いと思います。

長期投資による資産形成を目指すのに、日々の株価の変化に一喜一憂していては疲れてしまいますよ。

一応私はインデックスファンドの積み立てを10年以上続けてきましたので、その経験から長期投資継続のちょっとしたコツを4つお話します。

投資目的、投資方針(運用方針)を明確にする

なぜ継続が必要か?

株の期待リターンが5%程度と言われていますが、リスク(ばらつき)も±20%程度あるので、毎回「買い時」と「売り時」のタイミングを正しく当てるのは至難の業です。

なので、タイミングによらない長期投資による資産形成を目指すのですが、これがまた難しい。

人間誰しも 欲がある ので、相場が良いとついリスクを取りすぎてしまったり、少しの下落に怖くなって売ってしまったりするものです。

ブレブレの対応をしないために、あらかじめ投資目的や運用方針を明確にしておく事が大切。

ブログに書くとかツイッターのプロフィールに書くなど、目に見える形で宣言するのが有効です。

初心忘れるべからず。

仕組み作り(ルーチン化)が大切

天井で現金化しておいて、暴落したら全財産突っ込む事ができたら億万長者も夢でないでしょう。完全に天井と底を当てることは出来なくても、ある程度のことは出来そうな気がしないでもありませんが、リーマン・ショックの経験から実際には非常に難しいと思います。

大切なのは市場に居続けること。

そして、どんなときも積み立てを継続すること

無理なく継続するためには、先に書いたように方針を明確にして、保守的なアセットアロケーションを設定し、自動積立の仕組みを作ってしまう のが最善です。

この点、iDeCoやつみたてNISAは放っておいても続けられるので、非常に良い仕組みだと思います。

無理は続かない。リスク許容度は保守的に考える

リスク許容度は数字の問題以上に気持ちの問題が関わってくるので、実は難しい問題です。

株価が調子が良いと投資しなきゃ損だ!となりがちだし、ちょっと株価に不安要素が出てくると売らなくて良いものまで売りたくなります。

家族が居る方は、一度家族もまじえてどれくらいリスクを取るかを考えてみましょう(自分は数百万円の損失でも大丈夫でも、奥さんはそうは思わないかもしれません)。

これくらいまで大丈夫だろうと考えるところから、さらに 少し保守的にアセットアロケーションを設定する位でも良い と思います。

心の拠り所を持とう

上記のように方針を決めて、自動で継続する仕組みを作ってしまえばあとはもう放ったらかしで良いのが、インデックス長期投資の良いところですが、それでもやっぱり人間なので、不安を感じる事はあるし、心変わりする事があると思います。

最後の最後は信仰心みたいなもの になってきてしまいますが、心の拠り所とするものがあると良いかな。

私だったら、チャールズ・エリスの著書「敗者のゲーム」がバイブルとなっていますが、信頼できる投資仲間だったり、お気に入りのブログでも良いでしょう。

迷った時に戻れる場所、相談できる仲間も長期投資に重要な要素です。

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じゅん@

アラフィフ会社員、既婚子なし、共働き。2006年から貯蓄と並行して低コストインデックス投信のつみたて投資を行っており、インデックス投資歴19年目。投資ブログを書き始めたのも同時期です。
国際分散投資派のほったらかし投資スタイルで資産形成を実践します。

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