資産形成の必要性に気づいた人はつみたてNISAから始めてみよう

6月3日に金融庁が公開したワーキング・グループの報告書について、報告書の趣旨とは全く違って、2000万円というキーワードが独り歩きして、おかしな方向で話題になっていますね。

ただ、これがきっかけで資産形成の必要性に気づく人が増えれば、それはそれで良いのかな。

既に資産形成に取り組んでいる人も、この報告書は高齢社会環境の変化と、資産形成の基本的な考え方について、非常に良くまとめられていて一読する価値があります。

公式ページ金融庁:金融審議会 「市場ワーキング・グループ」報告書 の公表について

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高齢化と認知症有病率の増加

人生100年時代と言われるように平均寿命が伸びているわけですが、日常生活が制限なく生活できる期間である、健康寿命は現在男性が約72歳、女性が約75歳です

合わせて認知症の人も増えており、80 歳から84 歳では認知症の有病率は、男性は約6人に1人、女性は約4人に1人になっています。

介護に特別な費用がかかる可能性を意識するとともに、金融機関へのアクセスも制限されるでしょうから、資産管理はこの先大きな問題だなと思います(特にうちは子供が居ないので)。

真っ先に問題になるのは親の介護ですね。両親が元気なうちに、もう少し突っ込んだ対策をしておかないといけないかなと改めて感じました。

私自身の対策は、最近はできるだけシンプルな金融商品を保有しようと、海外ETF(VT)への投資をやめてインデックス投資信託の保有オンリーになっています。

資産寿命を延ばす工夫を

公的年金がどこまであてにできるかはともかく、年金だけでゆとりある生活をできる訳はないので、高齢化に向けて若い頃から資産形成による資産の積み増しと、就労期間の延長、計画的な取り崩しにより資産寿命を延ばす必要があります。

資産形成が必要なんて、そんな事はわかっていても、今回の報告書がこれだけ炎上していますし、実際に投資行動を行っている人は世の中的には相当少ないのでしょう。

それでも、今はつみたてNISAやDC、iDeCoなど投資に触れるきっかけは昔よりも多く、環境は整っているのかな。ネット証券の普及によりスマホひとつあれば投資が可能だし、10年前には全く考えられなかった低コストの投資信託(eMAXIS Slimシリーズなど)が登場しています。

最近は職場でもつみたてNISAというキーワードが聞こえてくる事があり(実際に口座を開いて購入しているかは知らないけど)、意外と若い人は投資に興味を持っているのだなと驚いています。

実際に資産形成を行うには、投資だけではなくて、収入と支出のバランスの見直しなど、トータルで考えるひつようがありますが、できるだけ若いうちから、時間を味方に資産形成を進めたいものです。

資産形成の基本は長期積立、国際分散、低コスト

さて、投資というと個別株のトレードのイメージで、銘柄やチャート研究のイメージが強いのかもしれませんが、今回改めて資産形成(投資)の王道とも言える基本の考え方が報告書の中で示されています。

  • 長期投資
  • 積立投資
  • 分散投資
  • 手数料(コスト)への意識
  • 分配金の扱い
  • 税金対策

このブログで実践してきた事がまさにこれ。

国内外の株式・債券に分散投資することで、収益のバラツキは小さくなります。また、保有期間が5年程度ではマイナス収益の結果もありますが、20年間の長期保有ではプラスに収斂して結果のバラツキも小さくなる。

月に1万円からでも良いのです。ひと山当てるようなギャンブル(投機)ではなくて、コツコツと計画的に資産を増やしていこうというのが資産形成の考え方。

その点、つみたてNISAは上記の基本をすべて踏まえたうえで、金融庁が投資対象ファンドを厳選している非課税制度ということで、資産形成の第一歩には非常に良いツールだと思います。

我が家では私も妻もそれぞれがつみたてNISAで投資を行っています。

まずは、つみたてNISAから始めてみましょう。

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