一般に購入できる海外株式ファンドの信託報酬がついに0.1%未満に突入

信託報酬新時代の幕開け

これまで、個人の資産運用に関して「コストを削減」することは、唯一確実にリターンを向上することができる手段だとして、注目してきましたが、ついに低コストファンドの信託報酬が0.1%未満に突入します!!

既に案内が出ているとおり、6月27日には「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の信託報酬(税抜)が従来の0.1090%から0.0999%へ引き下げられます。

また、後追いで発表されましたが、6月25日からは「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」の信託報酬(税抜)が同様に0.1090%から0.0999%へ引き下げられます。

プレスリリース<購入・換金手数料なし>シリーズ6ファンドの信託報酬率引下げ(投資信託約款変更)について

プレスリリース業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS(イーマクシス スリム)』 信託報酬率の引き下げを実施

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ETFを除いた一般的に個人投資家が購入できる投資信託として初の快挙!

上記、モーニングスターさんで詳細は記事にされていますが、2019年5月末時点で5,500本以上ある国内の公募の追加型株式投信(ETFを含む)のうち、信託報酬が0.10%未満のファンドはたったの8本!!

その8本はすべてがETFでしたので、今回のニッセイAMと三菱国際UFJ投信の発表は投資信託業界としても初の快挙と言える出来事です。

しかも、信託報酬0.1%未満のETFはすべて国内資産(日本株、日本債券クラス)に投資するものでしたので、海外資産に投資するものとして信託報酬0.1%未満の商品は、ETFを含めてこれまで無かったものとなります(海外ETFは別)。

信託報酬コストは10数年前の10分の1に

2006年当時、外国株式に投資するファンドで低コストだと投信ブログ界隈で話題になっていた「中央三井 外国株式インデックスファンド(現在の三井住友TAM 外国株式インデックスファンド)」は、私が初めて購入したファンドでもありますが、販売手数料1.0%、信託報酬年率0.80%(いずれも税抜)でした。

日興AMの「年金積立インデックスファンド海外株式(ヘッジなし)」(信託報酬0.84%(税抜))がノーロード(販売手数料無料)で取扱いが始まりお祭り騒ぎになったりした様に、ついこの前まで投資信託の購入には販売手数料がかかるのも当たり前でした。

現在、ありがたいことに、こうして低コスト投資環境が整ったのは、個人投資家が賢く低コストのインデックスファンドを選んできた結果であり、投資信託の運用・販売ほか関係者の努力の賜物だと思います。

これからはファンド選びよりも長期投資の継続がテーマに

この10年、信託報酬が下がるケースというのは、新しいファンドが新規に設定されることで行われており、そのたびに、コストの高いものを乗り捨てて新しいものを購入するというサイクルが続いていました。

しかし、冒頭に挙げた「<購入・換金手数料なし>シリーズ」と「eMAXIS Slimシリーズ」は同じファンドで継続的に信託報酬を下げる事が出来ており、これらの投資信託を買っておけば安心という状況になりました。

これは、現状はファンドの乗り換えが出来ない仕組みである、つみたてNISAのおかげもあるかもしれません。

さて、これからの資産形成のテーマはファンド選びよりもいかに継続するかになってきます。

以前に、2018年の投資信託の平均保有期間は約3.4年と10年ぶりに長期化しているとニュースになっていました。

比較的運用結果の良い時期でこの短さですから、今後、相場が荒れると耐えきれずに投げ出す人が増え、保有期間は短くなると思われます。

本当は株価が下がった時こそ積立を継続するすることで、後の利益になるので、自動的に続けられる仕組みを作っていきましょう。

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