ゆとりある老後生活費の見積もり-2018年家計調査年報より

老後資金として必要な額は2,000万円とも1億円とも言われていますが、皆さん目標額はありますか?

我が家はとりあえず「定年までに5,000万円」を目標として2006年にインデックス投資信託による資産形成をスタートしました。

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老後の生活費の見積もり

先日話題となった金融庁報告書では、高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯)の毎月の支出の不足額約5万円を30年間支出するとして 約2,000万円が必要 としています。

資料金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」

2,000万円はあくまで統計の平均からの例で、毎月の生活費をどの程度とするかで、各家庭で必要な額は変わってくるはずですね。

一般的な意識として、夫婦で老後にゆとりある生活を送るには 月額34万9000円 の生活費が欲しいというアンケート調査結果が示されています(公益財団法人 生命保険文化センター「H28 生活保障に関する調査」)。

資料平成28年度 生活保障に関する調査《速報版》

仮にこの数字で考えると、毎月不足する約13万円を30年間補填するには、4,680万円が必用。

実際には元資料を見てみると、下図のとおり必要額の平均は約35万円でも、20万円未満から50万円以上まで非常に幅広い結果になっていて、やはり世帯によってかなりゆとりある生活に必用な額の考えが異なるととった方が良さそうです。

老後の支出項目を調べる

今の家計簿の支出状況から、老後はどう変化していくのかデータから想像してみます。

下図の折れ線グラフはH28年度家計調査データより、二人以上世帯の1ヶ月の消費支出を項目別、年代別に私の方でまとめたもの。図1と示されたものは報告書から、高齢者夫婦無職世帯の収支について抜粋したものです。

いずれの世代でも大きな割合を占めるものは「食費」。

40代がピークになっているのは子供の食費がかさむという理由もあるかもしれません。歳をとるにつれて食費の比率は減ってはいますが、今の支出状況と照らして、自分達が老後にどれくらい食費が必用かなんとなく想像が付きます。

次に大きな割合を占めるのは「その他の支出」。ここには交際費のほか仕送りも含まれています。50代前半に仕送りがピークに。交際費は60代前半がピークになっていて、今よりも大きく増える部分ですね。

保健医療費は思ったほどかかっていません。健康保険のおかげですが、今後は自己負担が増える方向で間違い無いでしょう。

また、現状の調査からは、住居は持ち家が基本(60歳以上の持ち家率は90%以上)で、平均してしまうと月に1万円台しかかかっていません。賃貸で考えている人は家賃分を当て込んでおかないと困ったことになります。

さて、子供の居ない私達夫婦の場合、老後生活費として介護費用を手厚く見積もっておく必要がありますが、今後極端に何か支出が増える感じでは無さそうです。今の生活実績を基本に考えてみると、月35万円の老後生活費は手厚すぎるなぁという印象。月30万円以下の設定でも十分ゆとりがありそうです。

年金支給額に関しては不透明なところがありますが、この様に将来必用な費用を考える事で、この後どの様な働き方(稼ぎ方)をしていこうか、どれくらいリスクをとって資産運用するのかといったところが、少しクリアになるように思います。

 

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  1. のぼり より:

    現在の年金受給者の方は、かなり娯楽費があるでしょうね。
    20代から30代の人へ老後は3000万円必要です。
    等と言われても、これから結婚や子供や住宅を考えると
    いまから老後資金というのは、現実感ないですよね。
    私も生活費はとりあえず30万円で想定で良いのではと思っています。
    20代から老後のために資金を作らなくてはいけないこの現実。
    そりゃ物も売れませんよね。。。