インデックス投資ナイト2021 スピンオフ企画が開催されました

投資家による投資家のための手作りイベント「インデックス投資ナイト」は、第1回が2009年1月に開催され現在まで続いているイベントです。昨年はコロナ禍のために中止となり、今年はスピンオフ企画として無観客オンライン開催となりました。

オンラインということで、地方からも参加しやすく今年は300名程度の参加があったようです!(オンラインは今後もやって欲しい)

一方で、年に1回七夕の時期のお祭りイベントなのですが、お話を聞くだけでなく、全国のインデックス投資家が顔を合わせてお酒を飲みながらお話をするのも楽しいポイントなので、オンラインでは若干寂しい面も。

次回、どういった形で開催されるのかわかりませんが、ざっと今回の概要を記録しておきますので興味を持たれた方は是非次回ご参加下さい。

日時:2021年7月3日(土)19:00~21:30
会場:東京カルチャーカルチャーよりツイキャスにて中継

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第1部 『女性投資家座談会』

登壇者

浴衣姿の女性投資家(ブロガー)4名が登壇され、投資を始めたきっかけや投資手法から、ライフスタイルなど語られました。司会は仙人の格好をされたNightWalkerさん。

皆さん、基本ほったらかし投資で、コロナショックの時も特に気にせずに積立投資を続けられたようです。このあたりのスタイルに男性も女性も関係ないですね。

下がると売りたくならないか?という、NightWalkerさんの問いには、1名だけが気になったとのこと。むしろ、リバランスを行ってファンドの整理をした方が多かったです。ここでも、eMAXIS Slim オールカントリーへ1本化するようまとめたと、「eMAXIS Slim オールカントリー」が人気!!

インデックス投資を始めて、ふるさと納税や確定申告などの情報も自動的に入ってくるようになった。

「インデックス投資を始めて、ふるさと納税や確定申告などの情報も自動的に入ってくるようになった」というコメントがありました。

インデックス投資に限った話ではないのでしょうが、投資と税金の話は切り離せないですし、私も投資をきっかけに、家計管理やお金の使い方全般を考えるようになりました

最後に印象的だったのが、おぱるさんのつみたて投資で自動化しているが、普段の生活もアレクサを活用してタイムマネジメントし、自動化・システム化するようになったというお話。

人は感情に左右されるので、投資は自動化・ルール化するべきと私も強く思っていますが、仕事も家事も同じで毎日・毎月やることをルーチン化して自動的に流れるようにするべきでしょう。各作業が非常に楽になるしうっかり間違いも起きにくいですよね。そのために必要なツール(私はAppleWatchのリマインダーで日常の時間管理をしています)は投資価値が高いと思います。

第2部 『東証が変わる!インデックスはどうなるのか?』

登壇者

  • 島田知保さん(月刊投資信託事情編集長)
  • 代田秀雄さん(三菱UFJ国際投信常務取締役)
  • セロンさん(ブログ:22歳からの貯蓄学

2022年4月に魅力的な現物市場を提供することを目的として、東証の市場再編が行われます。

参考資料東京証券取引所|市場区分の見直しに向けた 上場制度の整備について(PDF)

東証市場再編はまだ先の話と、私はノーマークでしたが、TOPIX投信はどうなるのか気になるところです。目新しく面白いお話でした。特にセロンさんの司会進行が素晴らしかったです。

TOPIX投信はどうなるのか?

TOPIX投信の行方が気になるところですが、連続性や変動の緩和も配慮され運用上の支障はないようです。むしろ流動性がアップするのでありがたい話(これまで流動性が低い株が入っていることで売買コストもかさんでいた)。

TOPIX投資家の目的は大型優良株に投資したいということではなく、日本を代表する指数として見ているので、新TOPIXになっても、プライム市場指数などに移行する必要はなく、今まで通りで良いでしょうとのことで一安心。

新TOPIXは魅力あるインデックスになれるのか?

新TOPIXは背負っている役割がいろいろあるため、インデックス投資家から見たときに魅力ある指数になれるかという点で、急きょ山崎元さんが登壇されました。

インデックスは本来は常に平均で動かないというメリットがあるにも関わらず、実際は浮動株調整が必要となり、これがファンドの無駄な動きにつながっています(今回の新TOPIXではこの点が改善する)。また、TOPIXのような指数は事前に銘柄入れ替えを明らかにする必要があるので、TOPIXに組み込まれる際には割高になっていてTOPIX投資家は不利とも言えるとのこと。

運用会社が運用のためのインデックスをつくれば事前に入れ替えを発表する必要もなく、TOPIXよりもベターなものができるのではないか?とのご提案がありました。

運用会社の独自指数はある意味アクティブ的な位置づけになり、正直、インデックス投資家からすると恣意的で不透明にならないかという懸念があります(私が日経平均よりもTOPIXを支持しているのもこれが理由)。

ただ、現在のインデックス投信の運用会社の取り分は非常に薄くなっており、次は指数のコストに手を入れざるを得ないってことなんでしょうね。結局、他人が作った指数ではカネがかかるということ。今後注目の流れです。

第3部 『インデックス投資のゴールはどこにあるのか? ~FIREについて語り尽くす~ 』

登壇者

最近流行りのFIRE(Financial Independence, Retire Early)について。有識者とインデックス投資家が、資産運用とその先にある各自のライフスタイルの考えについて語られました。私自身も40代後半という年齢なので非常に気になる話題。良い刺激になる企画でした。

WATANKOさんより「FIに達すると人事評価とか気にならなくなる。すると会社に行くのも楽になりREが必要無くなる。」というお話がありましたが、この心境は良くわかります。あとは、何に時間を使おうかという選択の話。私も会社に必要とされているうちはやれることをやろうかと思います。

仕事をやめた後に何をするか?45歳くらいからセカンドキャリアを考えるべきとのことですが、人生設計を考えるにも「人生の経験値」が大事なんですね。面白いこと、やりたいことの幅を広げるには、早めに売り上げの少ない(多くても良いが)自営業をやってみるのも一つの手。半分仕事(本業)をしながら、半分別のこと(副業)をすることで、お金が無くても次のステップに進むことができます。

FIREの話は万人向けの答えがある訳ではなく、結局はひとそれぞれになってしまいます。今日の座談会は普段拝見しているブロガーや有識者の方がどういう人生観を持っているのか楽しませてもらいました。

最後に、登壇者の皆さま、インデックス投資ナイト実行委員の皆さま、制限の多い中、素晴らしい企画を開催頂きましてありがとうございました。

イベントレポートの紹介

既にいくつかのブログで昨日の感想記事が上がっていますのでご紹介します。インデックス投資をメインとされている方がほとんどですが、人によって気になるポイントやキーワードは違うもので、面白いですよ。

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じゅん@

40代会社員、既婚子なし、共働き。2006年から貯蓄と並行して低コストインデックス投信のつみたて投資を行っており、インデックス投資歴16年目。投資ブログを書き始めたのも同時期で、このブログとともにリーマンショックも乗り越えてきました。

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