インデックス投資ナイト2019 今年も盛況でした

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投資家による投資家のための手作りイベント「インデックス投資ナイト」が今年も開催されました。

このイベントは第1回がリーマンショックの後2009年1月に開催されています。やはりチケット発売直後にSOLD OUTとなる人気っぷり。イープラスのPCサイトは接続が落ちやすいので、ファミリーマートのFamiポートの前で事前に検索をしておき、時報と同時にボタンを押してようやくチケットを確保できました。

参加者の皆さんは、年々女性比率が上がっているように感じます。また、若い初参加の人も増えている様子。ほぼ98%の人がつみたてNISAをやっており、ブログを書いている人は4割くらいかな?

以下に会の雰囲気をまとめておきますので、興味を持たれた方は是非来年ご参加下さい!

日時:2019年7月6日(土曜日) 開場17:00 開演18:00 終了20:30
場所:東京カルチャーカルチャー(渋谷)


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第1部 インデックス投資の生みの親 John C. Bogle氏追悼

登壇者

  • 塚本俊太郎さん(バンガード・インベストメンツ・ジャパン 投資戦略部長)
  • 今井利友さん(総務企画局 政策課 総合政策室 金融税制調整官)
  • 田村正之さん(日本経済新聞社 編集委員兼紙面解説委員)
  • 水瀬ケンイチさん(梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー
  • イーノ・ジュンイチさん(司会:ファンドの海

2019年1月16日にインデックスファンドの父と呼ばれる、Vanguardの創設者の一人、ジョン・C・ボーグル氏が亡くなりました。私は人生の「足るを知る」ことを彼の著書から学びました(未だその境地には至りませんが)。

バンガードの塚本さんによるボーグル氏の紹介では「航路を守れ」という彼の人生の指針が示されていました。厳しい環境の中でもブレずに価値観を体現する姿は非常に偉大です。

金融庁今井さんからは、2000万円問題で世間を騒がせたお詫びにというリップサービスがあり、全員にクリアファイルが配られました。

つみたてNISAはボーグル氏の影響を強く受けており、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)が採用しているFTSE Global All Capと、バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)が採用しているCRSP US Total Marketを”こっそり”対象指数に入れた(指数としてはマイナーで一般には知られていない)という裏話面白かったです。

日経新聞田村さんは、インデックス投信の保有割合が欧米に比べて未だに低い(日銀が持っているETFを除くと18%程度)ということをあげられていました。ボーグル氏の理念の浸透も国内ではまだまだ。これにつみたてNISAが一役かっていくのかな。

水瀬さんは2016年にボーグル氏に会いにバンガード本社へ行かれた際の写真(当時の訪問記にリンクを張っておきます)を紹介されていましたが、ボーグル氏の残した言葉は名言ばかり。

  • 投資家は自分がコントロールできるもの(手数料や税金)をコントロールし、コントロールできないものは諦めるべき

まさにこれが、インデックスファンドの放ったらかし投資の境地ですね。ボーグル氏の著書をまとめて読み返して見たい気分になりました。

第2部 投信ブロガー座談会 「若手投信ブロガーさん、集まれ!!」

登壇者

30代が中心のメンバーですが、緊張した様子も見せずしっかりコメントされていて素晴らしい。実際に投資をしている人の成功体験・失敗体験というのは、これから投資を始める人にとっては非常に参考になると思います(そのまま自分に当てはまるわけではないですが、ヒントや気づきになる)。

今日のお話の中で一番印象的だったのは、マネーフォワードMEで奥さんと資産状況を全て共有されている方が2名、マネールックで同様に共有されている方が1名。これが最近のスタイルなのでしょうか。

確かにマネーフォワードMEは非常に便利で私も有料版を使用しています。これなら奥さんと共有資産の状況をシェアするのも手軽。うちは年に1回、家計の決算を行うことで家計全体の情報を共有していますが、さすがにマネーフォワードは個人的な消費記録も全部露わになるので、ちょっとシェアしづらいな。

奥さんの投資に対する温度差も各家庭でまちまちで、ブログテーマとして掘り下げるとなかなか面白いと思います。

ザリガニさんは結婚前に奥さんの家で山崎元さんのベストセラー「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」とDC資料を見つけてお金の話題を切り出して行った様子。

シオイさんは金融庁のつみたてNISA Meetup(通称つみっぷ)の女性向け資料で奥さんをiDeCoに誘ったとのこと(つみっぷ過去資料は金融庁サイトにアップされています)。

ブログをやっていて良かった事は皆さん概ね一緒で、ブログを書くことで自分の頭の整理になるということですが、青井さんは実際に投資を始める前から、ブログにアウトプットすることで考えをまとめていたと(これはすごい)。また、ブログをきっかけにこミュニケーションの輪が広がった事。実際、私もこの2つを良かったことに挙げるでしょう。

同年代に向けてというテーマでは、以下のようなキーワードがあがっていました。

  • シオイさん「40代もまだ遅くない!w」
  • 青井さん「継続が大事。スタイルは人それぞれだけど、個人投資家の繋がりを大切に。」
  • 柴崎さん「お金のことを自分の事として考える。ひとそれぞれのスタイルがあるので、自分がどういった生活をしたいのか。」
  • ザリガニさん「大事なのは自分が納得すること。周りの意見に流されないこと」

そして最後にカンさんが締めの言葉で話されたように、ブログ等による情報発信が束になって、実際に個人投資家の投資環境がこの10年で劇的に良くなった事(投信ブログが選ぶ!Fund of The Yearとか)。

かしこまった記事を書く必要はないので、SNSからでも情報発信を始めてみることが大切ですね。

第3部 ゲスト座談会 「なぜインデックス投資は広まらないのか?日本のインデックス投資の未来」

登壇者

今日のメインイベント。めちゃくちゃ面白かった。

ウェルスナビの柴山さん自身、今はニューマネーはウェルスナビに入れられていますが、以前はインデックス投資をずっとやられていて(今も譲渡課税を避けて売っていない)、奥さんやそのご両親もインデックス投資に馴染みがあるとの事。

ただ、奥さんのご両親はラップ口座のような裕福層向けの一任口座(中身はインデックスファンド)のようですが、長期、分散、つみたてが大切という点では、自分でポートフォリオを考えて投資をする人も、ラップ口座もある意味目指すところは同じなんですね。

世の中、コストを払っても運用を任せたいという人はたくさんいるので、そういう人の受け皿をウェルスナビは目指しているとの事。

言葉が上手いことと、柴山さんの柔和な雰囲気もあるのでしょうが、私自身が感じていたウェルスナビの良さと、自分でポートフォリオを組める私はウェルスナビのターゲットではないという点が一本に繋がった感じです。

やっぱり預金から投資の壁が大きい。

ロボアドのコスト批判の前に、

どうやったら長期分散投資仲間を増やしていけるか?
始めてない人にいかに始めてもらうか、どうやったら広がるか?

の方が重要という言葉はなるほど。規模が大きくなれば手数料は下がっていくよと。

山崎さんも、これは否定せず(山崎さんの所属する楽天にも、ご自身は”嫌いだけど”楽ラップがありますし)。

では、資産の一部だけではなくお金全体のプランニングを腹黒くない「電子的なFP(ロボ)」が出来ないかと提案され、

(柴山)是非やりたい!

(山崎)協力します!(転職できるかも!w)

とガッチリ握手される場面も。ちょっと意外な展開です(楽屋情報では、山崎さんと柴山さんは対戦前のボクサーのように、ほとんど言葉もかわさない状態だったと)

日本のインデックス投資の未来というテーマでしたが、明るい未来が見えたような気がします。

次の暴落を乗り越えられるか?

あとは、必ずまた暴落が来るが、今日の会場でもリーマンショック後に始めた人が多いので、次の危機を乗り越えられるか?というのは大事な話。

自分じゃ最大で半分くらいに損が出ることも納得していても、家族が納得できるのか?悩む場面が来るでしょう。

ブログなりツイッターなり、同じインデックス投資家で結束を強めていくことは、暴落に負けない投資を継続する上でポイントになる。お互い支え合う仲間が大切でだと改めて感じたイベントでした。

いきなり一般人にインデックス投資が広がるとは思いません。このイベントが10年かけて、ようやくここまで来たようにコツコツと輪を広げていくしかないでしょう。

懇親会

さて、イベント終了後に同会場で懇親会(参加費:2,000円)が開催されました。

昔からの見知った顔も多くみられましたが、ブログやツイッターで交流があるものの初めてお会いする方や、全く初めての方ともお話をさせてもらいました。

お付き合いいただきありがとうございました。お土産もありがとうございます。

私は投資セミナーや勉強会的なものには基本は参加しない(自宅・勤務先が都内から遠いことと、もう自分のスタイルが固まっているので)のですが、年に数回くらいこうしてお祭り騒ぎをするのは好きですし、同じ長期投資仲間で繋がりを作っていきたいなと思います。

また、来年チケットが取れたら是非参加したいですね。実行委員の皆様、忙しい中企画頂きありがとうございました。

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