選択型DCに飛びつくのは待った!iDeCoとどちらが良いか?

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 iDeCo・NISAの活用 

今年から、私の職場も妻の職場も企業型確定拠出年金(DC)が始まる予定です。

待ってました!!

と、飛びつきたいところですが、実はそう単純な話ではなくDCに拠出するのか、給与・賞与として受け取るのか、あるいはiDeCoなのか、実は奥が深く、何が本当にお得なのかきちんと考えておく必要があります。

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厚生年金基金の代行返上によりDCへ移行

私の職場では、厚生年金基金の代行返上により企業型DCに移行する事となりました。

掛け金は会社が負担しますが、役職関係なしに一律月額1,000円・・・従業員のマッチング拠出は同額までなので合計で最大月2,000円(年間24,000円)というお寒い状態です(中小企業は給与面だけでなくこういうところも厳しいですね)。

それでも、上積み分は所得から外れて節税になりますし、運用益も非課税なのでもちろん拠出可能額の最大限まで利用します。

運用商品も非課税の恩恵を最大に受けるために、リスクを取って外国株式インデックスファンドに100%とします。

私のケースでは、拠出金額の上限が小さいため、規約の書かれ方次第ではiDeCoも併用できるのかもしれません。DCが正式に始まったら確認してみます。

妻の職場は選択性DC

問題は妻の職場のケース。妻の職場では企業年金が無かったのですが、6月から企業型DCが始まります。

こちらは給与減額方式(選択性DC)と呼ばれるもので、今まで通り賞与でもらうか、DCの掛け金でもらうかを選択出来ます。

DCの掛け金は最低0円から選択可能で(ここが私のケースと異なる)、最大で月額27,500円(年間33万円)。この場合1回の賞与から165,000円が掛け金にまわります。

掛け金には税金がかからない分お得なのですが、賞与が減る分、標準賞与額が下がるので社会保険料も下がります(標準賞与額の上限に達している高給取りは別ですが)

これは税金等が軽減されるとして一見良い事のように説明されていますが、実際には将来給付される年金も減ります

社会保険料の減額メリットと厚生年金給付額の減額のデメリットは、個人ごとにシミュレーションをしてみなければ、どちらが良いか難しいところです。

妻の職場の説明会資料には選択型DCに加入した方がお得というニュアンスの事が書かれていますが、厚生年金保険等は労使折半なので、実はDC利用者が増えて喜ぶのは会社なんだよね。

ちゃんと自分でも損益分岐点を計算してみたいと思います。

企業型DCではなくiDeCoの利用も考える

企業型DCでは会社が選んだ金融機関がそろえる商品ラインナップからしか購入出来ません。最近は一般売りの投資信託の低コスト化がDC用ファンドを追い越して急速に進んでおり、ネット証券のiDeCo口座の方が企業型DCよりも低コスト商品を選ぶ意味でも有利となっています。

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妻の職場のように選択型DCの場合は、DCへ拠出しなければiDeCoを利用できるという事なので、妻の場合は一旦手元に受け取って、iDeCoの利用も考慮する必要がありそうです。

iDeCoの場合は、口座管理手数料等が自己負担になる点や、年間限度額が企業型DCに比べて小さい点(月12,000円まで)に注意が必要ですが、どちらが良いか検討したいと思います。

ちなみにiDeCo入門としては竹川美奈子さんの「一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門」が参考になりました。

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田村正之著「”税金ゼロ”の資産運用革命~つみたてNISA、イデコで超効率投資」


実はまだ全部は読めていないのですが、日経新聞編集委員の田村正之さんの御著書「“税金ゼロ”の資産運用革命 つみたてNISA、イデコで超効率投資」が、社会保険料の問題など、今回DCの検討を行う上で非常に参考になっています。

内容については改めて紹介したいと思いますが、かなりマニアックなところまで突っ込んだ内容となっており、よし非課税制度だお得!と単純に思っていた私には目からウロコのお話もあります。

なるほどDCもiDeCoもしっかりと仕組みを理解してフル活用したいものです。

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