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世界の株価 7割でリーマンショック前に回復

今朝の日経新聞 総合面より。

主要な20市場のうち、2008年9月の米大手証券リーマン・ブラザーズ破綻前の水準を回復したのは、米国市場を加えて14と全体の7割に達した。

世界の主要株価指数のリーマン前比騰落率(%)

アルゼンチン 102.7%
中国 50.5%
インド 49.2%
ブラジル 39.3%
台湾 33.9%
韓国 31.2%
香港 28.5%
シンガポール 26%
ロシア 19.4%
南アフリカ 16.4%
英国 8.2%
ドイツ 8%
カナダ 0.9%
米国 0.1%
オーストラリア -1.7%
スペイン -7.1%
スイス -8.6%
フランス -9.6%
日本 -21.2%
イタリア -24.3%


表中の国名よりbloombergのチャートへリンクを張りました(ただし、各国市場のメジャーな指数は複数あったりしますので、元記事でどの指数を用いたのか正確な事は不明です)。

こうして見ると、新興国はとっくにリーマンショック前の株価水準に回復し、さらに上昇していることがわかります。
円建ての私のアセットアロケーションでも、新興国株クラスは通算でプラスとなっています。

まぁでも、アルゼンチンメルバル指数は株価2倍の高騰と、これがVISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)の実力なのか何なのかよく判りませんが、ちょっとおかしな事になっているのではないでしょうか(ちなみにアルゼンチンはMSCIではフロンティアマーケットに分類)。

結局、新興国株はまだまだ伸びるとも、バブルだとも言われていますし、今度は出遅れた先進国株に見直し買いが入るとも考えられる訳で・・・私としては今まで通り決めたアセットアロケーションを維持するよう、リバランスをするだけです。

ところで、世界の株価がこれだけ回復しているのに、私の投資成績は未だにリーマンショック前の水準に届いていません。。。

2008年9月8日の1ドル108.34円が現在 81.25円、ユーロも153.07円から113.99円と為替の影響で、ドル資産もユーロ資産も円を基準に考えると約25%減価していますので、これでも相当回復したということなのでしょうけどね(下落時にもコツコツと買っていた効果で、平均取得単価は下がっています)。

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じゅん@

アラフィフ会社員、既婚子なし、共働き。2006年から貯蓄と並行して低コストインデックス投信のつみたて投資を行っており、インデックス投資歴19年目。投資ブログを書き始めたのも同時期です。
国際分散投資派のほったらかし投資スタイルで資産形成を実践します。

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  1. muntan より:

    こんにちは。
    私の投資成績も同じように、リーマン破綻前に届いていません。
    少々腑に落ちなかったのですが、おっしゃられるように、為替分があるのかもしれません。

  2. 芽衣 より:

    もちろん、為替が関係してますよ。
    株価の騰落は通貨と統一しなければ意味ないのにこんなグラフを新聞がどうどうと載せてるほうがおかしいのです。

  3. じゅん@ より:

    >muntanさん
    私達の投資成績を考えるには為替の影響も考慮しなければいけませんが、元記事では為替についてはふれられていませんね(タイトルだけを見ると誤解を生じがち)。
    >芽衣さん
    元記事はあくまで指数そのものの騰落の話で、決して間違ったことを書いているのではないと思いますよ(おかしいは言い過ぎかと)。
    円建て(or ドル建て)で通貨を統一して見た騰落がどうなっているのか?は、また別の話としてネタになりそうです。