私は保有投資信託の99%をSBI証券の口座に集約していますが、読者の皆さんはどうされているでしょうか?
10年ほど前は、インデックスファンドの取扱いは珍しくて、あそこにこんなファンドがあるぞ!と言う噂をブログで見つけては、あちこっちに口座を開いてファンドを買っていました。
2008年にSMTインデックスファンドシリーズ(旧STAM)が登場し、ネット証券で低コストインデックスファンドがシリーズで買える様になってようやく、証券口座を集約できる環境になったと思っています。
口座を複数持つメリット、デメリット
証券口座を複数の金融機関で持つ理由は何でしょうか?
優待プログラムの活用として、私も保有投資信託の1%だけは新生銀行のゴールドランク対策として積立ていたりします。
口座開設キャンペーンやポイントプログラム、投信積立てキャンペーンも上手く使えば美味しい話です。
が、結局口座が増えれば増える程管理が面倒になるし、特に自分にもしもの事があった時に家族が資産を把握しきれないのはマズい。
小銭を置いておく程度なら良いのでしょうが、本格的な資産管理の為にはどこかで口座を集約する事を意識した方が良いと思います。
メリット
- ポイント等の優待プログラムの活用
- キャンペーン活用
- 専用ファンドの購入
デメリット
- 管理が面倒
- 特定口座間の損益通算に確定申告が必要
株式・投資信託の移管(振替)方法
移管手数料の確認
という訳で、本題の投資信託の移管ですが、まず、主なネット証券では投資信託の出庫時に1銘柄に付き3,000円(税抜)の手数料がかかります(入庫は無料)。
大手では野村證券のオンライン口座(ネット&コール)では入出庫ともに無料。
また、SBI證券と楽天証券は国内株式及び外国株式ともに入出庫無料なので、ETF派の人は良いですね。マネックス證券では米国株・中国株の出庫に1銘柄3,000円。国内株は無料です。
参考SBI証券 – その他費用
参考楽天証券 – その他手数料
参考マネックス証券 – その他費用
参考野村證券 – ネット&コール
という訳で、通常の投資信託の移管手数料は以前に私が記事にした2009年当時と比べるとなんと3倍に値上がりしています。。。。
移管手続方法
移管(振替)の手続き自体は簡単で、出庫する金融機関へ「投資信託振替依頼書」を請求し、記入・押印後に出庫元に提出するだけで2週間程度で作業が完了します。
投資信託振替依頼書はカスタマーセンターへ電話をして取り寄せる必要があります。(SBI証券ではセルフ印刷用のフォームが用意されています)
参考までに、少し情報が古いのですが、私は2009年に楽天証券からSBI証券に海外ETFを移管を行っています。

この記事の感想を下のコメント欄でお寄せください