楽天証券では、2018年10月27日から楽天カードで投資信託積み立ての決済が可能になり、これに1%分の楽天スーパーポイント (通常ポイント) が付与されるようになりました(月50,000円まで)。
また、2018年9月より楽天市場の楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)に楽天証券のポイント投資が加わり、500円以上(1ポイント+499円でも良い)のポイントを利用した投資信託の購入でSPUポイントが+1倍となります。
というわけで、楽天証券と楽天市場を中心とした楽天グループの諸サービスを上手く利用することで、資産形成が非常に捗ります。
昨年は楽天スーパーポイントを年間で18万ポイント獲得しました!
どのようにサービスを利用するとお得なのか、簡単にまとめて整理しておきたいと思います。
また、楽天ポイントは通常ポイントと期間限定ポイントがありますが、それぞれどうやって使うのがお得なのか、迷うところです。ポイントの効率的な使い方についても考察します。
楽天カードによる投信積立でポイント1%
2018年10月27日より、楽天カードで投信積立の決済が可能になりました。
- カード決済額の 1%分 の楽天スーパーポイントが付与
- 上限金額:月額50,000円まで
- 特定口座、NISA、つみたてNISAも対象
月5万円で満額積み立てると、その1%にあたる500ポイントが毎月付与されます。年間で6,000ポイントは無視できない額です。
投資信託は同じ商品であればどこの証券会社や銀行で買っても中身は同じなので、これからのつみたて投資家は 楽天証券と楽天カードは必須アイテム と言って良いでしょう。
私はSBI証券がメイン口座ですが、上記のサービス開始を受けて毎月の積立て金額より5万円分を楽天証券で行うように変更しました。
楽天証券は楽天銀行とセットで使う
現在、楽天証券の「預り金」は金利がつかない(MRFは2017年10月に廃止済み)のですが、楽天銀行と口座連携サービス(マネーブリッジ;無料)を設定することで、楽天銀行の普通預金口座に置いてある資金が証券口座での売買の決済用に自動で入出金されるようになります。
SBI証券と住信SBIネット銀行も連携していますが、こちらは普通預金口座ではなく、ハイブリッド預金口座に口座振替する必要があり、楽天証券&楽天銀行の方が使い勝手が良いです。
一番重要なポイントは、マネーブリッジを設定するだけで(証券口座で売買をしなくても)、楽天銀行の普通預金金利が優遇金利適用となります!!
例えば、現在は普通預金金利0.02%(税引き前)に対して、マネーブリッジ適用金利は0.10%(税引き前)と 5倍 に!
楽天証券ハッピープログラムで投信残高にポイント付与
楽天証券は楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」利用者に対して、ハッピープログラムというポイントプログラムを提供しています。
投資信託の 保有残高10万円ごとに毎月4ポイント付与。
(公社債投信、MMF、外貨建てMMF、楽ラップ専用ファンド、iDeCoは除く)
仮に1,000万円の投信残高がある場合、年間4,800円相当の楽天スーパーポイントが得られます(年率0.048%相当)
楽天カードの引き落し口座を楽天銀行にしてポイント+1倍
楽天銀行を楽天カードの引き落とし口座に設定することで、SPU(スーパーポイントアップ)が+1倍 となります。
楽天カードの還元率は1%とまずまずですが、楽天市場での利用は+2倍(一般カード)、ゴールドカード・プレミアムカードは+4倍となります。
つまり、楽天市場での買い物は楽天市場利用による1%+楽天カード利用1%+楽天カード特典(SPU)1%+楽天銀行引き落とし特典(SPU)1%の計4%還元(ゴールド・プレミアムでは6%還元)までが基本となります。
私は楽天ゴールドカードを、楽天市場とEDYオートチャージ用のクレジットカードとして使用しています。
通常ポイントは楽天証券のポイント投資と楽天カード支払いへ
さて、楽天スーパーポイントには通常ポイントと期間限定ポイントがあります。
通常ポイントは貴重なので、期間限定ポイントが使えないサービスに使うべきです。おすすめは下記の2件(いずれも通常ポイントのみ。期間限定ポイントは使えません)。
楽天市場では商品購入時にポイントが利用できますが、これはポイント支払い分も含めた、商品合計金額分のポイントが付与されるので、ここだけ見るとポイントで払っても損はしません。
ただし、楽天市場での購入時にポイントで支払うと、楽天カードの利用金額が減るので、前述のカード利用分のポイントがゴッソリと減ってしまいます。
そこで、一旦、ショッピング利用額として計上しておいて、SPUポイントをもらい(「カード利用獲得ポイント=ショッピング利用金額✕1%」で計算される)、その上で楽天カードの支払額にポイントを使用するという使い方をします。
楽天ポイント(期間限定ポイント)は楽天市場で使っては損!!
期間限定ポイントについても、楽天市場で使用しては上記の通り楽天カード利用によるポイント付与分が減ってしまいます。
そこで、普段の買い物の支払いや、生活に必須の支払いであるスマホの料金や電気代の支払い(楽天モバイルおよび楽天でんき)に期間限定ポイントを使う事をおすすめします。
楽天Payによる支払い
期間限定ポイントの使いみちとしておすすめなのは、楽天Payによる支払いです。
楽天Payはスマホアプリからバーコードを提示するだけで、楽天ポイント・楽天キャッシュでの支払いが可能です。一部をポイント出払い残りをクレジットカードからの支払いや現金併用など細かい設定が可能。
また、楽天Payの支払いで200円につき1ポイントが付与されます(注:キャンペーンを除き、キャッシュレス消費者還元事業の期間は、200円に1ポイント毎付与(還元率0.5%)は付与されません)。
ファミリーマートやウェルシアなど、楽天Payで支払際に、Tポイントなど他のポイントも加算可能なのでポイントカードの提示も忘れずに。
楽天Payはフリマアプリ「ラクマ」の支払いにも利用できます(ラクマでは期間限定ポイントが消費できます)。
楽天ポイントカード利用可能店舗は多い
もう一つは、楽天ポイントカード(楽天カードまたはアプリ)提示による、期間限定ポイントでの支払いです。
楽天ポイントカード提示でポイントが貯まったり、また楽天ポイントでの支払いができる店舗は比較的多いです。
マクドナルド、ミスタードーナツ、デイリーヤマザキ、幸楽苑、リンガーハットあたりのチェーン店が使いやすいかな。
店舗によって付与率は異なりますが、上記の店舗では楽天ポイントカードの提示(支払いではない)で100円につき1ポイントが貯まります。
楽天モバイル or 楽天でんきの代金に期間限定ポイント利用可能
もう一つ、期間限定ポイントの使い方としてオススメなのが楽天モバイルと楽天でんきの利用代金の支払いへの充当です。
我が家では、私のスマホを楽天モバイル(MVNO)にしており、楽天でんきも利用しています。
楽天モバイルの通話SIM利用で現在、SPU+1倍に!(Rakuten UN-LIMITも含む)
使い切れない期間限定ポイントの利用先として重宝します。
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)は先着300万名にプラン料金1年間無料のキャンペーンを張っていますが、私は動作対象外のiPhone利用なのと、楽天モバイル圏外の田舎住まいなので、ちょっと・・・残念です。
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