我が家のリスク資産の半分以上が米ドル建て海外ETFでの保有となっています。
なかでもメインの銘柄はバンガード社のVTですが、経費率(Expense ratio) が0.19%と極めて低い事と、世界中で取引されているという流動性の高さ、あるいはバンガードブランドそのものが保有の動機となっています。
一方で一番の不満点としては、ネット証券では米ドル建て海外ETFは特定口座に対応していない点。私は最近は有休消化率ほぼ0%で土日すら仕事の事を考えている状態で、確定申告に時間をとられたくないという思いが強くなっています。
そんなところで、昨日海外ETFのiシェアーズ3銘柄(先進国株・新興国株・フロンティア株)が、東証に上場すると発表されました!
これらの実際の運用が期待に沿うものになるかどうかわかりませんが、特定口座に対応しない海外ETFはそろそろ潮時かな....と。
- 1581 iシェアーズ 先進国株ETF (MSCIコクサイ)
- 1582 iシェアーズ エマージング株ETF (MSCI エマージングIMI)
- 1583 iシェアーズ フロンティア株ETF (MSCI フロンティア100)
数年前まで国内で個人が低コストで世界へ分散投資する事が難しかった訳ですが、投資ビークルは急速に整ってきました。今回、例えば1306+1581(TOK)という選択肢が加わりましたが、今は全世界株式へ信託報酬コスト年0.63%で投資する投信(eMAXIS)もありますし、1306+1554(上場MSCI世界株)や1306+1680(上場MSCIコクサイ株)という選択肢もあります。
特定口座(源泉徴収あり)の中で全て完結できるように決断するなら今年中かな?税率UPやNISAとの絡みもあるし。
まぁ、もう少しじっくりと考えますが、相互リンク先のNight walkerさんも昨日のブログ記事で「特定口座に対応せず売買コストが高い海外ETFは今後厳しくなるかも」と書かれていますし、同じように考えている人はきっと沢山居るでしょう。
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[ETF] 新興国・フロンティアのETFが東証に上場
PERMALINK: https://www.lay-up.net/archives/blog-entry-1026-1306150907.html
ETFで嬉しいニュースが少し前にですが出ていますので取り上げなきゃですね。7/17より既に海外で運用されているiシェアーズ©の3銘柄が東証に上場…