2010年3月 8日

平田 啓著「下落相場をチャンスに変える超・資産運用法 」

元々、外国為替が御専門の著者ですが、資産運用全体を幅広く扱った内容の本書。なかなか面白く読み応えのある内容で、幅広い層にお勧めしたい。
2月26日に発売されたばかりの新刊です。

平田 啓著
下落相場をチャンスに変える超・資産運用法

平田 啓著「下落相場をチャンスに変える超・資産運用法 」

・第1章 「相場のメカニズム」を知らずに投資してはいけない
・第2章 相場参戦前に投資の知識を高める
・第3章 下落相場をチャンスに変えて長期で資産を増やす方法
・第4章 急激に下げた時は短期売買のチャンス
・第5章 世界の金融市場の動きをつかむ方法
・第6章 超・資産運用法「絶対リターン」を追求する

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2009年12月14日

今週の週刊ダイヤモンドはインデックス投資特集?!

既に相互リンク先でも紹介されていますが、今週の週刊ダイヤモンドは非常に面白い内容でした。

投信業界の高コスト体質にズバッと切り込んだ点は気持ちが良かったですし、分散&インデックス投資の「伝道師」、カンさん、山崎元さん、小松原さんの座談会では、「日本株式への配分の目安」や「債券は組み入れるべきか」など、インデックス投資ブログ界隈でも良く話題になる内容が取り上げられています。

参考記事:
・rennyの備忘録「証券会社、銀行が買い占めちゃう前に!急がないと(笑)
・ホンネの資産運用セミナー「週刊ダイヤモンドが投信の「事業仕分け」で高コスト構造に切り込む
・梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー「週刊ダイヤモンド12/19号「負けない海外投資全指南」。充実のインデックス投資特集

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2009年9月16日

ジョン・C・ボーグル著「Enough.-波瀾の時代の幸福論 マネー、ビジネス、人生の「足る」を知る 」

先日紹介した、バンガード社のwebアンケートですが、嬉しい事に景品が当たりました!バンガード・インベストメンツ・ジャパン社様ありがとうございます!

J. C. ボーグル著
波瀾の時代の幸福論 マネー、ビジネス、人生の「足る」を知る


・第1部 マネー
「コスト」より「価値」を/「投機」より「投資」を/「複雑さ」より「シンプルさ」を

・第2部 ビジネス
「計算」より「信頼」を/「ビジネス」より「職業人の行動」を/「販売精神」より「受託責任」を/「マネジャー」より「リーダー」を

・第3部 人生
「モノへの執着」より「責任ある関与」を/「二一世紀的価値」より「一八世紀的価値」を/「成功」より「人格」を)/「足る」ということ/あとがき─私のキャリアについての個人的メモ

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2009年8月24日

岡本和久著『老荘に学ぶリラックス投資術』

先日の集まりでお会いいたしましたI-Oウェルス・アドバイザーズの社長、岡本和久さんより、今月発売になったばかりの新刊本を頂きました。

岡本和久著『老荘に学ぶリラックス投資術

第1部 老荘思想とリラックス投資
第2部 老荘の教えと投資の成功法
第3部 リラックス投資実践法

老子・荘子の言葉から学ぶ第2部が中心ですが、第3部では具体的なポートフォリオや投信銘柄をあげてのリラックス投資実践法も解説されています。

岡本さんが提唱されている「しあわせ持ちを目指すリラックス投資」、つまり、「目先の利益を追い回さず大きな流れに乗って、経済基盤をしっかりと築き、その上にしあわせな人生を構築しましょう。」と言う考えは、まさに最近私が目指していた投資との付き合い方であり、それが老子・荘子のお話に原点があったのか!と、私にとって本書は非常にインパクトがある内容でした。

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2009年7月14日

心にいい考え方を身につける -和田秀樹著『人生の軌道修正』

「人生の軌道修正」と言うタイトルの新書ですが、別に私が人生の軌道を修正をしたくて手にした訳ではありません(苦笑)。本書に上手くまとめられている話は、私の人生観とも重なる部分があり非常に面白かったです。

きっかけは「デイリーポータルZ」さんの、和田先生のインタビュー記事でした(本書のエッセンスが詰まった、良記事です。)。

和田秀樹著『人生の軌道修正

1.心にいい考え方を身につける
2.変節漢は長生きできる
3.節制は心にも体にも悪い
4.年をとったら浪費しよう
5.年をとるほど頭を良くする方法
6.恥と厳しさを知る

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2009年6月25日

今読むべき名著9冊

そんな訳で、私は7月から電車通勤になるのですが、片道1時間、本を読む時間がたくさん取れそうです(これまでの車通勤だとそうは行かない)。

ちょうど「東洋経済6月27日号」では、今という時代を読み解くヒントとして「古典」の名著が特集されていました。

マルクスやアダム・スミス、ケインズと言うと私にとっては社会科の教科書の世界ですが(当然読んだ事は無い)、最近新訳ブームで、今の時代に合った読みやすい訳になっていて、結構流行っているのだそうで。

この期に私も古典の名著にチャレンジしてみようかと思っています。
この他にも、皆さんのお勧め本がありましたら是非教えてください!

<経済の「次」を読み解く3冊>

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神
(マックス・ヴェーバー 著 /大塚久雄 訳、岩波文庫¥903)

 

雇用,利子および貨幣の一般理論
雇用,利子および貨幣の一般理論
(ジョン・メーナード・ケインズ 著/間宮陽介 訳、岩波文庫¥945(全2巻) )

もう1冊はマルクス著(向坂逸郎 訳)の「資本論」が挙げられているが、全9冊と言うのはさすがに荷が重いのでは・・・

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2009年6月15日

金融危機後の分散投資 - 田村正之著『しぶとい分散投資術』

新しく投資本を買うのは久しぶりです。

と言うのも、「インデックスファンドで長期・分散」というのが自分のスタイルとして固まった今、あれこれと投資本を読む事は娯楽にはなっても、あまり実に成らないと感じていた為・・・

本書は、昨年秋の金融危機以降に書かれている点が新しく、その点これまで私が読んできた投資本とは異なります。

既に相互リンク先などでも、良書だと紹介されていますが、
「買う時期と買う資産の分散、長期、低コストという運用の大原則」の効果は、今回の金融危機でも発揮されたのか?
非常に興味のある内容であり、今回手に取ってみました。

田村正之著『しぶとい分散投資術

しぶとい分散投資術

序章 1929年の大恐慌を克服した長期分散投資
第1章 金融危機を乗り切るしぶとい投資とは
第2章 アセットアロケーションの作り方
第3章 ETFを深く知って収益アップ
第4章 金融危機でどうする個別株投資
第5章 外貨とREIT、「高利回り」の狙い方
第6章 お金の「安全」について真剣に考えよう

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2008年12月 2日

プロフェッショナルとして働く - 梅森浩一著『「クビ!」論。』

単行本として発刊されたのが2003年ですから少し内容が古いのかもしれませんが、現在、文庫版が出ておりさらっと読めますし、こういう時世ですのでサラリーマンの方には是非お勧めの1冊です。

梅森浩一著「「クビ!」論。

「クビ!」論。

第1章 クビキラー誕生
第2章 こうやって1000人のクビを切った
第3章 こんな社員がクビになる
第4章 日本企業という名の最悪のクビ切りシステム
第5章 大クビ切り時代をどうむかえたらいいのか

 

著者の外資企業の人事部長という経験から、クビに関して語った本書。
著者のやり方が正しいのかどうなのか「人事論」としての本書の評価はともかく、優秀なビジネスマンとして働く為の意識の持ち様について、強烈に意識させられる内容となっています。

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2008年10月 6日

「インデックス運用に勝つ」?!

今週の日経ヴェリタスでは、「インデックス運用に勝つ」と言う大胆なテーマを基に、下記の編集部のお勧め投資本が紹介されていました。

これらを読んだところで、インデックス運用に勝ち続ける事ができるとは思いませんが、天才投資家のお話はインデックスとかアクティブとか運用スタイル関係無しに、万人にとって面白いものだと思います。

株価もじたばたとあがいても仕方が無い状態ですので、秋の夜長に読書でもしましょうか。

<銘柄選び・投資戦略を学ぶ9冊>


バフェットの銘柄選択術
(メアリー・バフェット /デビッド・クラーク著、日本経済新聞社 )

 


「バフェット式」投資の原則
(三原淳雄監修、イーストプレス)

 


賢明なる投資家
(ベンジャミン・グレアム著、バンローリング)

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2008年9月24日

統計分析手法を学ぶ為の推奨本

今になって統計分析の重要性を認識したと言うわけではないのですが(仕事でも使っているので)、夏休みに読んだ本の影響もあって、最近統計学が面白い。

統計分析というものが力を発揮する場面は、科学の世界、あるいはファイナンスや経済学に限ったことではなく、客観的なものの見方をするという意味では、日常のあらゆる場面で利用できます。

丁度、ダイヤモンド・オンライン「 保田隆明 大学院発! 経済・金融ニュースの読み方」では、「経済報道の曖昧さを暴いてくれる「確率・統計」の知識」と言う、非常に判りやすく書かれた記事が出ていました。

記事中で紹介された、具体的に統計分析手法を学びたい場合のお勧め書籍2冊をメモ。

「はじめての統計学」(鳥居 泰彦著、日本経済新聞社)
「マンガでわかる統計学」(高橋 信著、オーム社)

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2008年8月26日

最近読んだ本 - S.J.グールド著「フルハウス 生命の全容」

夏休みに腰をすえて読んだのがこの本、S.J.グールド著「フルハウス 生命の全容 - 四割打者の絶滅と進化の逆説

投資・経済のお話ではなく、自然科学(進化理論)を統計学的な見方から説いた内容なのですが、この統計学的な見方というのが、投資・経済を考える上でも大変参考になると思い、ここに挙げておきます。

楽天ブックス詳細へ

第1部 トレンドの見分け方
第2部 死と馬―変異優位を物語る二つの例
第3部 妥当な打者―四割打者の絶滅と野球技術の向上
第4部 最頻の細菌―生命の歴史は進歩の歴史ではないわけ

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2008年6月 8日

人的資本という考え方 - 「黄金の扉を開ける賢者の海外投資術」より

最近、橘玲氏の著書「黄金の扉を開ける賢者の海外投資術を読んでいたのですが、これがなかなか面白い。
個人投資家もプライベートバンクやヘッジファンドと同じ様な運用を簡単に出来る時代になったと解説されています。
まぁ、このまま簡単に実践できる話でも無い気がしますが(かなり極端に書かれているので)、読み物としても面白いのではないでしょうか。

追記(6/8):この本については、多くの相互リンク先の方々も既に記事を書かれています。こちらも参考に。

さて、私にとって最も印象的だったのは、第1章の「人的資本」の考え方。

経済学ではひとりひとりの労働価値を「人的資本」と考える。私たちはこの人的資本を労働市場に投資して、日々の糧となる収益(給料)を得ている。
自分自身のおおよその価値は年収を長期金利で割り引く事で計算できる
たとえば、年収500万円なら、長期金利2%で割り引いて、人的資本は2億5000万円だ(2億5000万円を定期預金しているようなもの)。
もっともこれはかなりアバウトな試算であるが・・・少なくとも1億円以上の人的資本「サラリーマン債券」を持っている。

なるほど。「サラリーマン債券」ですか。。。。

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2008年4月17日

新入社員に贈る - ビジネスマンのための「発見力」養成講座

私の事業所にも今週より新入社員が配属されたようで、スーツ姿が眩しく光っています(彼ら以外は皆、ジーパンなどラフな格好なので特に)。そこで、新社会人に贈る1冊、昨年9月発行の新書、小宮一慶著『ビジネスマンのための「発見力」養成講座

第1章 見えているようで、何も見えていない
第2章 関心と仮説でものが見える
第3章 たとえば、こんなふうに見えてくる!
第4章 見える力を養う方法
第5章 ものが見える10の小さなヒント

インターネットの普及により情報へのアクセスは容易になり、情報量の格差というものはかなり無くなりました。が、同じ情報に触れていても、そこから有意義なものを見出せるか?そもそも、ちゃんと見えているのか?は相変わらず個人のスキルによるところで、人によって大きく異なっています(同じニュースを見ているはずなのに・・・と、特にブログを書いていると実感する事が多いです)。

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2008年2月 3日

『海外投資信託の選び方・買い方』

最近、投資信託の定期購入をほぼ全て自動積立にしましたので、購入タイミングを気にして経済指標などをチェックする事が無くなり、休日など本を読む事が多くなりました。ブログ記事もそちらに偏って来ていますが・・・・
最近読んだのはこの本。金融ジャーナリスト・鈴木雅光氏の著書『海外投資信託の選び方・買い方

海外投資信託の選び方・買い方

第1章 投資信託で海外投資をはじめよう!
第2章 投資信託の仕組みを完全解剖
第3章 さまざまな海外投資信託の種類
第4章 海外投資信託選びはここに注意
第5章 海外ETFにもチャレンジしてみよう!
第6章 買ってはいけない「危ない」海外投資信託

既にリンク先のrennyさんうんぼぼさんもこの本について紹介されていますが、なぜ海外投資を始めるべきか?に始まり、投資信託の仕組みや賢い買い方、目論見書・運用報告書の読み方など、投資信託の基本的な事について非常に丁寧に解説されています。(海外投信に限らず)これから投資信託を買ってみようという方は、ここに目を通せばよく理解できるのではないでしょうか。

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2008年1月20日

妻に読ませたい 「藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門」

妻に読ませたい投資本シリーズ第2弾(笑)少し古い本ですが、『藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門の文庫版を購読しました。

2005年11月に品川女子学院にて行われた金融講座の授業を元に単行本化されたものを、昨年加筆訂正を加え文庫化されています。

藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門

I. 真のお金持ちになる人の長期的視点
II. 次に来る「資産インフレ時代」とは
III. これからどんな金融商品を買うべきか
IV. 実際にポートフォリオを作ってみる
V. お金を稼げる人の習慣

もともと高校生向けの講義の内容という事で、投資についてよく勉強している人が読むには物足りない内容だと思います。
が、5年、10年後を見据えた資産運用をどのように考えていくか、非常に判り易く書かれていますし、タイトル通り入門書としては良いでしょう(5年後にお金持ち・・と言うのは現状を見ていると疑問ですが)。
また、藤巻氏の「日本はインフレになるから固定金利で借金して株と土地を買いなさい」という主張が全編に記されており、極端な話ではありますが、私の考えと方向性は同じですので、是非妻にも読んでもらいたい内容です。

まぁ、文庫になったと言う事で暇つぶしのつもりで手にとってもらえれば。

2007年12月16日

妻に読ませたい 「これなら買える!投資信託」

頂き物なのですが、マネーカレッジ代表の木田知廣氏の著書「これなら買える!投資信託」を読みました。

楽天市場へ これなら買える!投資信託


「投資」をギャンブルの様に感じている人や、「投資信託」と言うとそんな手数料のバカ高いものを・・・と、ネガティブなイメージが先行している方が、一般にはまだまだ多いと思います。
でも、お金は増やしたい!どうすりゃいいの?という初心者がまず手に取る本としてお薦めです。

投資信託のコスト、国際分散投資、生活防衛資金、アセットアロケーション、リバランス、複利の効果、などのキーワードを取り上げ、王道と思われる投資スタイルを読みやすい物語形式で解説されています。

私が投資に興味を持ち、最初に手に取った本はチャールズ・エリスの「敗者のゲーム」で、今でも私の愛読書なのですが、妻にとっては「眠れない時に読むとすぐ寝れる本」なんですよね。。。
そんな彼女も、この「これなら買える!投資信託」の様なスタイルの本でしたら、取っ付き易いかな?時間の取れる冬休みには是非薦めてみたいと思います。