SMTインデックスシリーズ第9期運用報告書(2012年5月)

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インデックス投資日記@川崎さんでも既に記事にされていましたが、SMTインデックスファンドシリーズ(旧STAMインデックス)が5月に第9期決算を迎え(新興国株・債券は第6期、日経225は第4期)その運用報告書がwebにアップされました。

  • 「SMT 日経225インデックス・オープン」
  • 「SMT TOPIXインデックス・オープン」
  • 「SMT 国内債券インデックス・オープン」
  • 「SMT グローバル株式インデックス・オープン」
  • 「SMT グローバル債券インデックス・オープン」
  • 「SMT J-REITインデックス・オープン」
  • 「SMT グローバルREITインデックス・オープン」
  • 「SMT 新興国株式インデックス・オープン」
  • 「SMT 新興国債券インデックス・オープン」

実質的なコストについて

毎度の事ですが、投信では、目論見書に予め明示されている信託報酬コストの他に、「売買委託手数料」「保管費用」といった名目でその他のコスト(事前に見えない隠れコスト)がかかってきます。運用報告書により実際にかかったコストをチェックします。

ファンド名 信託報酬率 信託報酬 その他コスト 概算実質コスト(年率換算)
日経225 0.42%→0.3885% 19円 0円 0.42%
TOPIX 0.4725%→0.3885% 11円 0円 0.4725%
国内債券 0.42%→0.3885% 21円 0円 0.42%
グローバル株式 0.63%→0.525% 17円 2円 0.70%
グローバル債券 0.5775%→0.525% 21円 1円 0.61%
J-REIT 0.525%→0.42% 13円 1円 0.57%
グローバルREIT 0.6825%→0.5775% 21円 6円 0.88%
新興国株式 0.6825%→0.63% 50円 27円 1.05%
新興国債券 0.63%→0.63% 40円 45円 1.34%

SMTインデックスシリーズは4/20より信託報酬の値下げが行われていますが、私の方では実質コストは日割り計算せずに4/19までの値で簡易的に計算してあります。また、年2回決算ですが、前期のコストを考慮せずに年率換算していますのでご注意を (信託報酬額=期中平均基準価額×信託報酬率と考え実質コストを算出)。

全般にその他コストは良く抑えられていますが、新興国債券クラスのその他のコストは前回もコメントした通り、異常に嵩んでいます。私はこの資産クラスには投資していないのでちゃんと調べていませんが、eMAXISシリーズでは実質コストが1%を切っていたはずですし、これってどうなの??

ベンチマークとの乖離について

コストのチェックも大切ですが、インデックスファンドの品質の評価としては、ベンチマークとの乖離がいかに少ないかも重要です。以下に今期のパフォーマンスとベンチマークとの乖離について抜粋しておきます。

ちょっと気になったのは、海外資産クラスで配当課税コストがマイナスに影響している事が明記されているものがあります。これも隠れコストの一因。このファンドに限らず、二重課税の問題は奥が深いです。

<SMT 日経225インデックス・オープン>
今期の騰落率は+7.0%(ベンチマーク+6.0%)
ベンチマークとの差異は信託報酬要因-0.2%、配当金要因+1.2%

<SMT TOPIXインデックス・オープン>
今期の騰落率は+5.8%(ベンチマーク+4.8%)
ベンチマークとの差異は信託報酬要因-0.2%、配当金要因+1.3%

<SMT 国内債券インデックス・オープン>
今期の騰落率は+1.06%(ベンチマーク+1.26%)
ベンチマークとの差異はほぼ信託報酬要因-0.21%

<STAM グローバル株式インデックス・オープン>
今期の騰落率は+9.6%(ベンチマーク+8.1%)
ベンチマークとの差異は、為替評価日格差要因+0.4%、配当金要因+1.4%、信託報酬要因-0.3%

<SMT グローバル債券インデックス・オープン>
今期の騰落率は+3.96%(ベンチマーク+3.75%)
ベンチマークとの差異は為替評価日格差要因+0.41%、信託報酬要因-0.28%、その他+0.08%

<SMT J-REITインデックス・オープン>
今期の騰落率は+13.7%(ベンチマーク+14.0%)
ベンチマークとの差異は信託報酬要因-0.3%

<SMT グローバルREITインデックス・オープン>
今期の騰落率は+17.8%(ベンチマーク+18.4%)
ベンチマークとの差異は、信託報酬要因-0.4%、為替評価日格差要因+0.2%、配当課税要因-0.2%、その他-0.2%

<SMT 新興国株式インデックス・オープン>
今期の騰落率は+2.9%(ベンチマーク+2.2%)
ベンチマークとの差異は、信託報酬要因-0.3%、配当金要因+0.5%、銘柄要因等+0.5%

<SMT 新興国債券インデックス・オープン>
今期の騰落率は+5.61%(ベンチマーク+5.85%)
ベンチマークとの差異は、為替の評価較差のほか、債券及び為替のポートフォリオ要因、カストディコスト課税コストが主な要因です。

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