円高とは言うものの、外貨投資は冷静に

この記事がお役にたちましたらシェアしてもらえると嬉しいです。

やはり現在の為替水準の見方や、円高をどう外貨投資に活かすか?と言った話題は感心が高いようですね。

昨日ビッグマック指数に関する記事を書きましたが、同じタイミングで相互リンク先の水瀬さんも「購買力平価で見た円の適正水準ってどれ?」と言う記事を書かれていますし、本日の日経新聞朝刊でもビッグマック指数の話(経済面「円高とマックの我慢比べ」)や、「円高 外貨投資戦略を練る(13面)」として購買力平価などの話題が特集されています。

購買力平価説(Purchasing Power Parity Theory ,PPP)とは、外国為替レートの決定要因を説明する概念の一つで、一物一価が成り立つとき、2国間の為替相場は2国間の同じ商品を同じ価格にするように動き均衡するという考え方(先のビッグマック指数はこの1例)。

色々なデータがあるようですが、国際通貨研究所のデータ(下図)を引用します。

購買力平価(ドル円)

過去のドル円レート(紺色ライン)は、国際間の価格調整が反映しやすい輸出物価PPP(水色ライン)を円高の上限に、企業同士の取引価格で示す企業物価PPP(緑色ライン)を円安の下限に、おおよそ推移しているように見えます(所詮そう見えるだけかもしれません)。

2010年5月時点では、企業物価PPP 1ドル 105.33円、輸出物価PPP 1ドル 72.16円という事ですので、購買力平価から考えると今のドル円為替水準(1ドル=85.61円)は騒ぐほどの極端な円高とは言えないという感じでしょうか。

購買力平価ユーロ円

ユーロ円については、過去にユーロが割高過ぎたものがようやく適正レートに近づきつつあるように見えます。2010年5月時点では、企業物価PPP 1ユーロ 101.09円、輸出物価PPP 1ユーロ 93.53円という事ですので、今のユーロ円為替水準(1ユーロ=108.86円)は、まだまだ下落余地があると言えそうです。

もちろん、これらのデータは過去の話を一面的に見た話でしかなく、この先の為替相場が予想できるとは思ってはいないのですけどね。外貨投資に悩んだ時に、個人のレベルで簡単に利用出来る参考情報のひとつといったところでしょうか。

1ドル=84円台は15年ぶりの円高だと騒ぐメディアが多いですが、結局、私に出来ることはこれまで通り、時間分散しながら少しずつ外貨投資する事だと思っています。

スポンサーリンク

この記事がお役にたちましたらシェアしてもらえると嬉しいです。

フォローする

おすすめ記事

おすすめ記事(一部広告を含む)