先日の「アセットアロケーションの決め方」という記事に頂いたコメントの中で「そもそもいつまでに幾らほしいか?」というキーワードが出てきました。
一番最初に、投資を始めようと言う動機は「とにかく儲けたい」という欲望だったりする訳ですが、資産形成の手段として投資を行うのであれば、「いつまでに 幾らほしいか?」と言う点が非常に重要だと思います。
そして、それを決める為には、本当は、人生の夢とか目標とか人生設計を具体化するところからなんですよね。
そう言えば、私がインデックス投資を始める際に参考にした「内藤忍の資産設計塾(実践編)」も第1章は「夢・目標を決めて必要金額に落とし込む」という内容で始まっていました。
(実は、当時は読み流してしまった部分なのですが、改めて読んでいい事が書いてあるなと)
という訳で、いつまでに 幾らほしいか?
私の場合、これまでは「定年までに5,000万円」と考え、この老後資金を確保する目的専用に資産の一部で実験的に運用していました。
最近は、無リスク資産も全て含んだ資産全体でアセットアロケーションを考えようとしていますので、いつまでに 幾らほしいか?についても、人生全体を見渡して考えなくてはと、時間をかけて考えているところです。
コメント
おっしゃる通りですね。
で、投資を始めた時に鼻息が荒いのは自然です。
その熱が引いてきて、はじめてそもそも何のために投資しているのってことを考えるのが自然だと思います。
>うさみみさん
返信もれていました(スミマセン)。
うさみみさんのブログ「長が~く続けて、ゆとりある暮らし」でも、最近資産運用に関する考えの移り変わりを書かれているようですが、興味深く読ませて頂いています。