リスク許容度は保守的に考えよう

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最近投資を始めた方を中心に、今回の下落で不安になった方からご相談のメールを多数頂いています。ありがとうございます。

ただ、一旦売るべきかどうかといった内容や、個人の個別案件に私は答えを持っていませんので、私が行っているような長期分散投資をするという前提で、一般論として記事書きたいと思います。

まず、今回の下落で不安に感じた方は、自分がどういう考えで投資を始めたのか思い出してみましょう。

そしてリスク資産の比率を今一度見直してみる事をおすすめします。

基本は買った株の事は忘れて放置しておけば良い(一喜一憂しない)のが正解だと思いますが、もし明らかにリスク許容度を超えた投資をしてしていると思うなら、一旦売って立て直す事で何の問題も無いでしょう。


リスク許容度を正しく見積もっているか?

リスク許容度とはどれだけの損失に耐えられるか?

これ、正しいリスク許容度の見積もりは、実際に暴落を経験しないとなかなかできません

投資は余裕資金でやっています。
最悪無くなっても構いません。

と、私も思っていました。

子供の居ない共働き世帯なので、このお金が無くなっても生活に困りはしないのですが、リーマンショックでリスク資産がマイナス50%近くまで下がり、同時にリストラで職を失ったときには顔が青ざめました。

思った以上に精神的なリスク許容度は低かったです。

また、私以上に”家族は”この含み損に気が気でなかったと思います(こんな事で喧嘩はしたくないでしょう)。

リスク許容度は平時に考えているよりも、保守的に考えておく位で丁度よいと今は思っています。

リスク許容度とは、「どれだけの損失に耐えられるか?」ということ。資産運用を考える際に一番重要な前提条件となるはずですが、理論的に計算で出せる数字ではないですし、証券会社のHPなどにありがちな簡単なアンケートで決めてしまえるものではないでしょ

リスク、リターンの考え方

例えば、私達の年金を運用するGPIFでは、外国株式クラスの年率期待リターンを5%、リスク(ばらつき、標準偏差)を22.48%と見積もっています。

多くの銘柄に分散投資した外国株式(先進国株式)は、1年後には95%の確率(2標準偏差)で-40%~+50%の間になると考える事ができます(正規分布を仮定)。

リーマンショックの場合にはこの2標準偏差の水準も超えて下落しました。

いやいや、1000万円が600万円になるのは耐えられないと感じるのであれば、リスクを下げるしかありません。

また、リスクが大きくなればなるほど、長期投資の結果は期待値から大きく上下にブレます

欲張らずにリスクは程々にコントロールする事が長期投資の要点だと思います。

リスク資産への投資をこれから始める(あるいは始めたばかり)という方、積立投資を行うにあたって、資産がどのように増えていくイメージを持っているでしょうか?当然、相場の良し悪しでバラツキ(リスク)がある事は理解されているでしょうが、ゴールは何十
「期待リターン」はともかく「リスク」と「相関係数」に関するの情報は2008年のリーマンショック前後で大きく違ってきます。その為、新しい情報が得にくい現状です。「期待リターン」と「リスク」の公表データとしてGPIF(年金積立金管理運用独立行政

リスクのコントロール方法

一番簡単で基本となるリスクのコントロール方法は、リスク資産と無リスク資産の比率を調整する事です。

リスク資産と現金(無リスク資産)を半々で持つことで、全体のリスクは半分になります(我が家では、ちょうど金融資産総額に占めるリスク資産の比率が50%前後となるよう調整しています)。

また、自分のアセットアロケーションのリスク・リターン分析には、下記のツールが役に立ちます。

参照ファンドの海|長期投資予想/アセットアロケーション分析

コメントを頂いた方の参考になったかわかりませんが、どのファンドを買うかという各論の前に、資産全体でいくらリスク資産に回せるのかという話は真剣に考えるべき内容ですし、今は一度立ち止まって考える良い機会ではないでしょうか。

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