2009年6月 6日

まとめ・STAMインデックスシリーズ第3期決算

期待のSTAMインデックスファンドシリーズですが、前の記事「STAMインデックスシリーズ第3期決算(2009年5月)」に続き、もう少し細かく今回の決算についてまとめておきます。

<実質的なコストについて>

ファンド名信託報酬率信託報酬その他コスト実質コスト(年率)
TOPIX0.483%14円0円0.483%
国内債券0.462%23円0円0.462%
グローバル株式0.777%19円2円0.859%
グローバル債券0.672%29円1円0.695%
J-REIT0.672%17円2円0.751%
グローバルREIT0.861%18円25円2.057%

 

投信では、目論見書に明示されている信託報酬率の他に、「売買委託手数料」「保管費用」といった名目でその他のコスト(事前に見えない費用)がかかってきますが、運用報告書ではこれらのチェックが肝要です。

上表の通り、STAMインデックスファンドシリーズの場合は、もともと信託報酬の安さに加え、その他のコストが良く抑えられており、非常に優秀ですね。

※ただし、債券とREITのファンドでは、STAMよりコストが低いファンドが存在していると、「中田たろうの投資日記」さんで例をあげて紹介されています。

以下、今期のパフォーマンスのベンチマークとの乖離要因について抜粋しておきます。

<STAM TOPIXインデックス・オープン>
今期の騰落率は-0.8%(ベンチマーク-1.8%)
ベンチマークとの差異は信託報酬要因-0.2%、配当要因+1.2%。

<STAM 国内債券インデックス・オープン>
今期の騰落率は+1.10%(ベンチマーク+1.38%)
ベンチマークとの差異はほぼ信託報酬要因-0.23%であり、残り-0.05%はベンチマークと実際の組み入れ銘柄の差。

<STAM グローバル株式インデックス・オープン>
今期の騰落率は+2.03%(ベンチマーク+2.24%)
ベンチマークとの差異は、為替評価日格差要因-1.26%、配当金要因+1.39%、信託報酬要因-0.31%、その他-0.03%

<STAM グローバル債券インデックス・オープン>
今期の騰落率は+5.91%(ベンチマーク+7.43%)
ベンチマークとの差異は為替評価日格差要因-1.24%、信託報酬要因-0.34%、その他-0.06%

<STAM J-REITインデックス・オープン>
今期の騰落率は+10.55%(ベンチマーク+10.96%)
ベンチマークとの差異は信託報酬要因-0.33%、その他-0.08%

※このファンド、若干ですが新規の設定よりも解約が上回っている点(口数、金額とも)が気になります。

<STAM グローバルREITインデックス・オープン>
今期の騰落率は-10.40%(ベンチマーク-9.55%
ベンチマークとの差異は、信託報酬要因-0.43%、その他-0.42%

いずれも納得の行く程度の乖離におさまっていますが、グローバルREITはもう少しその他のコストを抑えるように頑張って欲しい。純資産が増えないことには難しいのかもしれませんが、応援の気持ちも込めて、私も積み立て購入を続けていきますので、STAMさんよろしくお願いします。

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コメント

こうして一覧にしてもらうと、グローバルREITの隠れコストの高さが一目瞭然ですね。
分かりやすいまとめ、ありがとうございます。

わかりやすい表をありがとうございます。
グローバルREITのコストがきわだって高すぎですね。
前期までは、資産総額が少ないからかなと思って我慢してきましたが、これだけ高コストのままだとSTAMグローバルREITが長期投資対象にすべきかどうか再考する必要がありそうです。

>水瀬 ケンイチさん、kenzさん
グローバルREITは、インデックスファンドだから低コストかと言うと、実際に隠れコストまできちんと見なければ判らないという良い例ですね。
今後の状況に注意して見る必要があると思います。

STAMグローバルREITは、純資産額が低いわりに
頑張って組み入れ銘柄数が200を超えてることが
何か関係しているのかな、と思います。。

こんにちは。素晴らしいエントリーですね。
いろいろ勉強になりました(^^♪

>世界のREIT さん
確かに組み入れ銘柄数が、他のREITファンドに比べてかなり多いですね。
インデックスにきっちり一致させるが為にコストがかかっているという事情は有りそうです。

>うさみみさん
記事でのご紹介ありがとうございました。
分配金再投資の面でも、ETFよりもインデックスファンドが楽で良いですね。

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