海外ETFに興味のある方へ。海外ETFの魅力と注意点

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先日、海外ETFについて取材のオファーを頂きましたが、残念ながら私は平日は帰宅も遅い為、直接お話をするのは難しくお断りしました。
折角お声をかけて頂いたのにすみません。

その代わりと言っては何ですが、ここで海外ETFの魅力と注意点について私の考えをざっと書いておきます。

なお、私自身は以前は海外ETFを使っていましたが、2013年に全て売却し今は通常の投資信託100%で運用していますので、そのような立ち位置からの記事内容となっています。

先日のマネックス証券の米国株特定口座対応は、これまで私が先延ばしにしてきた問題(ポートフォリオとして海外ETFを今後どうするか)を真剣に考えるキッカケとなりました。 表題の通り、海外ETFをすべて売却し、インデックスファンドへ変更します。 私自身も海外ETF(特にVT)に投資していましたが、結構前から迷いもありました。...

1.経費率が低い!

海外ETFは何と言っても運用にかかる経費率が非常に低い事が魅力です。
バンガード社のETFはさすが世界基準の投資ビークル。あこがれの的です。

例えば、これ一本で全世界の先進国株式市場および新興国株式市場をカバーするVTの経費率(Expenses ratio)はたったの0.14%0.11%(これは国内のファンドで言う信託報酬とその他の運用コストを含んだ値ですのでいかに低コストか)。

投資元本が大きくなり、数十年と長期投資をすると思うと、わずかな運用コストも大きな金額になってきます。
投資対象が同じならばコストは少しでも安い方が良い

ただし、最近では例えば「iシェアーズMSCIコクサイETF(TOK)」は「iシェアーズ 先進国株ETF(MSCIコクサイ)(1581)」として国内にも重複上場していますし、同じMSCIコクサイ指数を投資対象とする「<換金購入手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」は信託報酬0.20%(税抜)というレベルまで低コスト化が進んでいます。

為替調達コストや売買手数料も考慮すると、トータルでは必ずしも海外ETFが低コストとは限りません。

2.海外ETFは分配金に注意

例えば前述のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)は年4回決算なので、原則四半期ごとに分配金が支払われます。

今は海外ETFも特定口座に対応したので、分配金の記録を取るのは楽になりましたが、そもそも資産形成期には分配金が出ない方がありがたいです(分配金は折角投資しているのに払い戻されている様なもの)。

戻ってきた半端な米ドルをどうするか。

NISAなど海外ETFの売買手数料が0円になる場合は小口で再投資する手がありますが、そうでなければ次の買い付けの機会までMMFなどに遊ばせておく事になります。

また、通常の投資信託であれば「元本払戻金(特別分配金)」という仕組みがあり、基準価額がその人の個別元本を下回っている(つまり含み損)の際の分配金には課税されませんが、ETFは株式と同様に全額が課税対象となってしまうので特に分配金は有り難くないです。

ただし、米国ETFの場合は日本と米国での分配金への二重課税に対して、確定申告の際に外国税控除により米国分の10%を取り戻す事ができるメリットがあります。

取引価格とNAV(純資産価格)

通常の投資信託の場合は純資産価値から算出される基準価額で取引されるので意識する事はありませんが、ETFの場合は売買の際に市場での取引価格とは別に本来の適正価格である純資産価格(NAV)を意識する必要があります(本来の価値から数%乖離して買われるor売られる場合がある)。

また当然、ETFは取引価格も一日の中で上下するので、何ドルに指し値をするかという事を考えないといけなくなります(幸い米国の場合は取引時間が夜中なのでサラリーマンもザラ場を見ながら取引ができますが)。

経費率のコンマ数%のメリットなんて簡単に吹っ飛んでしまう場合も。。。

老後の取り崩しをどうするか

いずれ積み立てた資産を取り崩す時がきますが、さて海外ETFをどうやって売却するかイメージして下さい。

ネット証券の海外ETFの売買手数料は安くなったとは言え、まとまった額で取引しなければ取引コストが嵩みます(円に戻す為替コストも、ドル買い付け時のようにFXからの現引きで安く済ませる様な事ができません)。

なので、年に1回位まとめて売却する感じでしょうか。
歳をとった時にちゃんとネット証券にログインして上記のように指し値で取引できるかな。物忘れは多くなってくるだろうし、私はパスワードを覚えているかどうかすら不安。

うちは子供も居ないので身内のサポートも期待できないですし。。。

通常の投資信託の場合、例えばSBI証券では定期売却サービスがあるので、自動で一定額を取り崩して行くことができます。

リタイア後にどの様に投信を取り崩すかという問題は実は大事な話なのですが・・・まだ当分先の話だからとこれまであまりきちんと考えていませんでした...

そんな事を考えると、確かに海外ETFの低コストは魅力ですが、必ずしもトータルで有利かというと正直疑問です。

自身でもいろいろやった結果、よっぽどこだわりのある人以外は、ニッセイ・インデックスファンドやたわらノーロードなど低コストな通常の投資信託で十分と今は考えています。

応援ありがとうございます
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