保険の見直し(医療保険)その2

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保険の見直し(医療保険)その1」の続きです。

入院時の収支については、健康保険が強力にカバーしており、民間の医療保険の保障額は、最低限で良いのではないかと言うのが前回まで。

今回は、実際に入院となると、どのような病気でどれくらいの期間を想定すれば良いのか調べてみました。

<疾患別受診割合>

疾患別受診割合
(厚生労働省平成17年 国民健康保険医療給付実態調査より作成)

国民健康保険被保険者の受診件数(一般医療、入院)を100分率で表してみました。

精神疾患での入院件数が最も多く、以下、新生物(がん)、循環器系疾患(脳血管疾患、虚血性心疾患)で半数を占めています。
精神疾患がこれほど多いというのは普段の生活からは実感がありません(今回は大雑把な傾向を知る目的なのでこれ以上詰めませんが、本当にこれが一般的な傾向かどうかは、他の統計データも含めて確認しないと判りません)。

一般には、ガン、循環器系疾患での入院を第一に想定すれば良いのではないかと思います。

ちなみに、同じ平成17年 国民健康保険医療給付実態調査によると、一日当りの診療費(一般、入院)は悪性新生物で38,371円、脳血管疾患で25,927円、虚血性心疾患で83,366円と言う具合。3割負担としても、高額療養費制度による上限が無ければ泣きを見るところです。

<入院期間について>

悪性新生物
脳血管疾患
(厚生労働省 平成17年患者調査より作成)

保険会社の資料では、平均入院日数として示される事が多いですが、上図のようにグラフにしてみると患者の大部分は比較的短期の入院で、長期の方はかなり長期まで裾野が広いという状況です(紺色のライン)(保険会社には都合が良いのかもしれませんが、入院日数を単純に平均で表すと過大評価となりますね)。

悪性新生物の1回の入院の中央値は14日間、1入院60日まで保障するタイプの保険であれば、およそ9割の入院患者に対応できると考えられます(ピンクのライン)。

一方、脳血管疾患での中央値は25-29日間。やはり、リハビリなどで日数がかかるのか、60日まででは6割程度までしかフォローできません。120日型で8割程度、180日型でようやく9割程度の患者がカバーされます。

これらのデータから、医療保険に加入するのであれば、(金額は安くても良いので)一入院あたりの保障期間が長めのものが、本当にイザと言う時の助けになるのではないか?と感じました。
期間が短ければ短いほど、貯蓄でも対応できますしね。(安い医療保険として流行っているものは60日型が多く、本当に必要な時に足りない事も?)。

医療保険など加入せずに、その分貯蓄するというパターンの方が本当は合理的かもしれません。まぁ、文字通り保険として、最低限の額を期間長めのタイプで、掛けておいても良いかなと言うのが今回の私の見直しの結論です。

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