最近読んだ本 - S.J.グールド著「フルハウス 生命の全容」

この記事がお役にたちましたらシェアしてもらえると嬉しいです。

夏休みに腰をすえて読んだのがこの本、S.J.グールド著「フルハウス 生命の全容 – 四割打者の絶滅と進化の逆説

投資・経済のお話ではなく、自然科学(進化理論)を統計学的な見方から説いた内容なのですが、この統計学的な見方というのが、投資・経済を考える上でも大変参考になると思い、ここに挙げておきます。


楽天ブックス詳細へ

第1部 トレンドの見分け方
第2部 死と馬―変異優位を物語る二つの例
第3部 妥当な打者―四割打者の絶滅と野球技術の向上
第4部 最頻の細菌―生命の歴史は進歩の歴史ではないわけ

 

主題である、進化の話はこの際横に置いておいて・・・

種々のデータを扱う際に注意すべきことについて。
「あぁ、そうか」と改めて気付かせられる内容でした。

まずは、
“平均値”というものがいかにいいかげんなものか。
“メジアン(中央値)”や”モード(最頻値)”の使い方。
という、昔に学校でも習ったような所から例を示して解説されます。

これは経済統計なんかでも、判りやすい例がありますね(国民の所得の統計を取ると、低い所にピークがあり、上にはだらだらと続く、分布の歪んだグラフが描けますが、いわゆる”平均値”を出したところで意味がないという・・・)

統計と言うと、たいていの事は正規分布を仮定しておけば良いでしょ?と言う程度にしか、これまで考えていませんでしたが、この間違ったデータの取扱いから生じる「統計のマジック」は身近な事象にいろいろと関連しているようです。

このトリックに騙され、誤った結論に向かわない為にも、統計の基礎について勉強しておくと良い事がありそう。

この本、最後まで読んでも、私もまだ上手く消化しきれておらず、内容の面白さが上手く伝えられないのですが・・・
とりあえず、気になった方は書店で探してみてください(文庫版で出ています)。
私ももう一度読み返してみます。

スポンサーリンク

この記事がお役にたちましたらシェアしてもらえると嬉しいです。

フォローする

おすすめ記事

おすすめ記事(一部広告を含む)