株価指数について基本のおさらい(MSCI指数より)

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国内株式クラスだとTOPIXや日経平均が代表的な株価指数となりますが、外国株式クラスでは「MSCI指数(MSCIコクサイ等)」が最も身近な株式指数ではないでしょうか。

MSCI指数は米国のMSCI Inc.が算出している株価で多くの種類があるのですが、MSCIのHPを見ると日本語版の「MSCI指数竏注築方法のご案内」なんて解説資料が掲載されていました(Indexesのページの下部)。

そこで、MSCI指数の構成についておさらいしておきます。


MSCI グローバル指数の概要

国・地域別の分類

株式指数はまず国・地域別で分類されます。全体像としては上図(アイキャッチ)のような括りになります。これはMSCIの場合ですが、他社も基本的には似たような分類です(もちろん細部で違いがあります)。

大きな分類としては下記の3つ。

  • MSCI WORDL INDEX(先進国23ヶ国)
  • MSCI EMERGING MARKETS INDEX(新興国23カ国)
  • MSCI FRONTIER MARKETS INDEX(フロンティア市場32ヶ国)

このうちMSCIコクサイ指数は、先進国を対象とする「MSCI World INDEX」から日本を除いたもの。

世界の株式市場にまるごと投資するイメージのMSCI ACWI指数は、「MSCI World INDEX」と「Emerging Markets INDEX」を足したもの。

ただし、この2つの指数は大・中型株のみ。
規模別の分類を加味すると以下のようになっています。

規模別の分類

MSCI volume

通常のMSCI指数(スタンダード指数)では大・中型株のみの構成で、時価総額の上位85%をカバーするものとなっています。

スタンダード指数に小型株指数を合わせたものがIMI指数(Investable Market Index)
IMI指数はあまり馴染みが無いですが、例えばiシェアーズ エマージング株ETF (1582)はこのMSCIエマージングIMI指数に連動を目指しています。

指数の完全性の面からは小型株も含んだ方が良いに決まっていますが、小型株を含む事で銘柄数が大きく増えるので運用にコストがかさんだり、流動性が悪い株式を持つ事もあるのかな?

小型株効果(時価総額の小さい株式は大型株よりもハイリスク・ハイリターンと言われる)は必ずしもプラスに出るかわからないですし、スタンダード指数とIMI指数のどっちが良いかは一概には言えないと思います。

MSCIファクター指数(スマートベータ)

インデックス運用のメリット(透明性、安価、一貫性)を持ちながら、中長期的に市場をアウトパフォームすることが期待できる、アクティブ運用的な要素を持つのがファクター指数。スマートベータとも呼ばれ、前述の時価総額を基本とした指数とは分けられています。

国内でもこれらの指数を用いたETFが最近上場していますね。

  • 最小分散指数・・・iシェアーズ MSCI 日本株最小分散 ETF (1477)
  • 高配当利回り指数・・・iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF (1478)

スマートベータについては、最近注目されており、ネット上でも多くの専門家が文章を書いています。
絶対的に有利な方法というのは無い思いますが、今後注目の面白いところです。

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