EXE-iシリーズ第2期運用報告書 (2015年5月)

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海外ETFを投資対象として組み入れることで低コスト化をはかったEXE-iシリーズの第2期運用報告書がHP上にupされていました(5月の決算から結構時間がかかっていました)。


実質的なコストについて

EXE-iシリーズの場合、ファンド・オブ・ファンド形式なので、EXE-i自身の信託報酬と売買手数料等その他コストの他に、投資対象とするETFのコストが別途かかってきます。運用報告書のコスト欄はこの投資対象ETFのコストは含まれていませんので注意が必要です(下表の投資対象のコストはEXE-i商品説明サイトより転記)。

ファンド名 信託報酬率 その他コスト含む 投資対象のコスト 概算実質コスト
先進国株式 0.2484%(税抜0.23%) 0.311% 0.109% 0.42%
新興国株式 0.2484%(税抜0.23%) 0.413% 0.144% 0.557%
グローバル中小型株 0.2484%(税抜0.23%) 0.421% 0.128% 0.549%
先進国債券 0.2484%(税抜0.23%) 0.340% 0.188 0.528%
グローバルREIT 0.2484%(税抜0.23%) 0.325% 0.150% 0.475%

上記の通り、EXE-iシリーズの実質コストはSMTインデックスシリーズなどのインデックスファンドに比べて確かに低いですね。

関連SMTインデックスシリーズ第15期運用報告書(2015年5月)

コストこそがこのファンドの一番のこだわりどころであり、その為によりコストの安い投資対象を組み込むといった運用がされています。

特に新興国株式はEXE-iの実質コストが年率0.557%のところ、比較的近い時期で比較したSMT新興国株式インデックスでは0.938%、eMAXIS 新興国株式インデックスで0.905%といった具合です。

今期の成績について

EXE-iシリーズは特定の指数へ連動を目指すいわゆる「インデックスファンド」ではないという特殊な位置づけなので、参考指数はあくまで参考でしかないのですが、前述のコストでは説明できない乖離が見られるものもあります(数種のファンドを組み合わせている影響?)。単純なインデックスファンドに比べて品質の評価がしづらい点はマイナス要因と感じます。

EXE-i 先進国株式ファンド

今期の騰落率は+25.9%(参考指数+27.3%)
参考指標は2015年1月まではMSCI KOKUSAI・インデックス、2015年2月からはFTSE Kaigai(カイガイ)・インデックス

EXE-i 新興国株式ファンド

今期の騰落率は+25.3%(参考指数+28.4%)
参考指数はFTSEエマージングインデックス

EXE-i グローバル中小型株式ファンド

今期の騰落率は+26.1%(参考指数+27.5%)
参考指数は2015年1月まではMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス・スモールキャップ、2015年2月からはFTSE グローバル スモール・キャップ インデックス

EXE-i 先進国債券ファンド

今期の騰落率は+13.6%(参考指数+12.0%)
参考指数はシティグループ世界BIG債券インデックス

EXE-i グローバルREITファンド

今期の騰落率は+29.2%(参考指数+28.5%)
参考指数は2014年1月まではS&P先進国不動産指数、2014年2月からはS&Pグローバルリート指数

私が気になる 新興国株式ファンド

現在私は新興国株式クラスには、eMAXIS新興国株式インデックスを通じて投資していますが、上記の通りEXE-i新興国株式ファンドとはコスト差が年率で0.35%もあり気になる存在です。

EXE-i vs eMAXIS
青:EXE-i 新興国株式ファンド赤:eMAXIS 新興国株式インデックス

上図は直近一年間の成績を比較したもの。
投資対象が異なる(組み入れ国・比率が異なる)ので一概にどちらが良いとは言えませんが、検討する価値はありそうです。

気になる点としては、EXE-i 新興国株式ファンドは純資産額が20億円程度しかないマイナー投信である事(eMAXIS新興国株式は230億円)。また、SBI証券の投信マイレージ対象外である事。

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