国内債券クラスの位置づけと個人向け国債の選択

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我が家のリスク資産ポートフォリオを四半期ごとに公開していますが、国内債券(日本債券)クラスに「個人向け国債 変動10年」が入っており、どういう考えで商品を選んでいるの?という質問を頂きましたので、私の考えをまとめておきます。

リスク資産のアセットアロケーションに、国内債券クラスを30%強も組み込んでいる理由は「緩衝材」としての役割を期待しています。

以前はチャールズ・エリスが「敗者のゲーム」で述べている様に、長期投資に債券なんてリターンの低いものは要らないというスタンスでしたが、リーマンショックを経験して、長期投資を継続して成功するには、リスクを抑えて無理なく続ける事が一番大切と考えが変わっています。

期末恒例の運用状況の確認です。 リスク資産ポートフォリオ全体の直近3ヶ月(2015年1Q)の投資収益率は+0.90%。2006年2月にリス...
この機会に「リーマンショックから1年」という2009年9月の記事を振り返ってみます。

個人向け国債は元本が保証されていますので、リスク資産ではなく無リスク資産に分類するのが一般的でしょう。
一方で、アセットアロケーションを考える分には、国内債券クラスの選択肢の一つとして個人向け国債があっても良いのではないでしょうか(注:当然ですが、リスク・リターンの値は国内債券クラスとして一般的に言われる値とは違ってきます)。

長期金利チャート
上図の通り、日本の長期金利は過去25年間下がり続けており現在0.36%です。金融緩和策により超低金利に無理やり抑えられている訳ですから、将来的な金利上昇が非常に気になります。

金利上昇は債券価格の下落となるので、日本国債を投資対象とした、いわゆる国内債券インデックスファンドを今持つのはどうもスッキリとしないのです。

という訳で、我が家の国内債券クラスの内訳は、個人向け国債 変動10年が40%、DLIBJ公社債オープン(短期コース)が40%、DLIBJ公社債オープン(中期コース)が20%となっています。

  • 個人向け国債変動10年:リターンは小さいが、変動金利なので将来の金利上昇に対応できる商品として。
  • DLIBJ公社債オープン(短期コース):主に資金のプール・バランス調整用として(MMFよりはリターンが見込める)。
  • DLIBJ公社債オープン(中期コース):アクティブファンドだが、これまで保有してきた印象では悪くない運用実績。金利上昇時には当然対策を打つと期待。信託報酬0.45%(税抜)というのも許容できる。

こういった国内債券クラスのポートフォリオが本当に良いかと言うと正直自信がないですし、万人にお勧めして良いか判りません。

一つ絶対に守ると決めている事は、債券の中でも個人向け社債には手を出さない事(分散は大事。プロが見向きもしないものをわざわざ低い金利で買う必要はない)。

今後は個人向け国債変動10年を国内債券クラスの軸としながら、実践で様子をみていきたい。

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