あの時を振り返る:2009年9月リーマン・ショックから1年後に考えたこと

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この機会に「リーマンショックから1年」という2009年9月の記事を振り返ってみます。


生活防衛資金2年分はオーバーな数字ではない

周囲を見ていると、今回の件でリスクの取りすぎに気付き、債券比率を上げた方も多かったのかもしれませんね。
結局、我が家のリスク資産の目標アセットアロケーションは株式比率90%のまま、金融危機後も変更しませんでした。
騰落率がマイナス50%近い状況を経験して、じたばたしても仕方が無い状況に腰が据わったと言うか・・・
ただし、リスク資産と別に生活防衛資金として手を付けないお金の枠を、生活費2年分にまで増しました。
今後は徐々に国内債券比率を上げようかと思っています(国内債券クラスは期待リターンの低さにこれまで無用だとしてきましたが、やはり緩衝材として重要だと認識。)。

リーマン・ショックをきっかけに思ったのはやはり生活防衛資金の事。必要になれば躊躇なくリスク資産を売れば良いのですが、マイナス50%の運用状況に加えて、私の場合はリストラ・失職のダブルパンチでした。

この状況で損失確定するのは精神が磨り減ります。生活費2年分の生活防衛資金は決してオーバーな数字ではありません。

リスクの取り過ぎに注意

リーマンショック以前は、私の頭の中には複利で指数関数的に増えていくカーブがイメージされていました。でも実際は一本調子ではなく上がって下がってを繰り返す訳ですね。ちょっとした算数ですが、20%下がったものが元に戻るには、そこから20%上げれば良いのではなく、25%上げなければならない。リスク(ブレ)があると、それだけでリターンを蝕んでいきます。

良くライフプランを考えてみると、リスクと引き換えに無理に高いリターンを狙う必要は無くて、リスクを抑えて元本を継続的に増やす事でも目標の資産額は到達できるというのが、今の私の考えです(特に我が家のように、子無し共働きの環境ではむしろその方が確実に到達できるのでは)。

自分のリスク許容度がどの程度かと言う事と、本当にそんなにリスクを取る必要があるのか?(投資したい病になっていないか?)ということは平和な今のうちに見なおしたほうが良いかもしれません。

無理なく自然に続けられる仕組みを作る

後は「自動積み立ての威力」で書いたとおり、時間分散とそれを自動でやる仕組み作りの大切さを、金融危機以降改めて強く感じています。
ブログを始めた頃は、経済指標とか見ながら自分でタイミングを考える事も面白かったのですが、結局予想通りにはならない訳で・・・
むしろ最近のようにボラティリティの高い株価や為替を毎日追いかける事はストレスになりかねない(もっと他にやる事があるし)。
この先何十年と継続していく為には、無理なく自然に続けられる仕組みである事が最も大切に思います。

最後の一言に尽きますが、この先何十年と継続するには無理なく自然に続けられる仕組みであることが最も大切。タイミングを見計らって購入するとか、機動的にアセットアロケーションを変えるなんてそうそう上手く機能できない(少なくとも私は)ので、アセットアロケーションを安全よりに組んだ上で、完全自動積立に徹するというのはリーマン・ショック後の現在の私の投資スタイルです。

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