セゾン・バンガードを中心に考えてみる - 投信で手堅くlay-up!

2007年2月18日

セゾン・バンガードを中心に考えてみる セゾン・バンガードを中心に考えてみる

昨日「セゾン投信」の商品第一弾の内容が報道されましたと書きましたが、あちこちでかなり反響があるようですね。

この「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は販売手数料なし、信託報酬率は総額で年0.78%(投資先ファンドの運営管理費等を含める)程度と、現在ある外株・外債ファンドの中では最もコストが抑えられている部類になります。
細かい事は抜きとして、新規参入の「セゾン投信」が他社のやらなかった事を良くやった!と拍手したいと思います(他社もうかうかしていられない?)。

・外国株インデックスファンド ラインアップ
・外国債券インデックスファンド ラインアップ

さて実際に購入を考えると、株式:債券比率が50:50と大人しい内容になっていますので、リスクを取れる人はもっと株式の割合を増やしても良いところ。
また、日本株の比率が6%(日本債券9%)と外貨比率が非常に高いので、ここも調節したい。

日本株は個別に持っていて、海外へも一応分散投資しておきたいという方には、これ1本組み合わせておけば良いのではないでしょうか。

一方、自分で各クラスへの投資配分を決めて運用したいような場合は、このファンドをどう使えば良いのでしょう?
ある程度の運用資金があり、ETFなど更に低コストのもので運用できるケースは置いておいて、インデックス分散投資を始めるような場合を考えてみました。

例えば、今の私のポートフォリオに近いクラス配分を以下のようなファンドで(仮に)組んだとすると、年間の総信託報酬率は約0.76%、すみしん外株インデックスファンドに販売手数料が1.05%(比率を加味すると総額の約0.35%)かかります。

・日本株式 42% (インデックスファンドTSP
・日本債券 3% 
・外国株式 33% (すみしん 外株インデックス
・エマージング株 10% (チャイニーズエンジェル
・外国債券 12% (年金積立インデックス外債

一方セゾン・バンガードを中心に、上記のクラス分配になるよう他の商品を組み合わせるとこのような感じです(エマージングクラスに含まれる国など、細かい中身は一緒ではないですが)

・セゾン・バンガード 30%
・インデックスファンドTSP 40%
・すみしん外株インデックス 21%
・チャイニーズエンジェル 9%

この場合、年間の総信託報酬率は約0.78%と、セゾン・バンガードを使わない方が微妙に安くはなりますが、その差はわずか約0.02%。すみしん 外株インデックスファンドに販売手数料がかかる点を考慮すると、当初6~7年はセゾン・バンガードを使った方がトータルコストとしては安く済みます。(外貨比率を高めにとる人はもう少し状況が変わってくると思いますが)

まぁ、実際のところとしてはこの程度のコスト差は運用の誤差に隠れてしまう可能性もありますし、投資額が大きくなればETFに切り替えるなど状況も変わってきます。ETFに切り替える際に一旦解約して、となるとバランスファンドよりは個別の方が小回りが効きますかね。

後は、セゾンカードのポイントとどうからんでくるかが気になりますが・・とりあえず私が今すぐこちらのファンドを買う事は無いかなぁ。

そのような訳で、誰にもがメリットのあるファンドでは無いかもしれませんが、既存のファンドの中では最もコストを抑えられるものの一つである事は間違いなく、お薦めの1品だと思います。

また、これまで低コスト・顧客志向として定評の「バンガード」のファンドが買いたいんだ!と思っていても、国内では口座管理手数料又は信託報酬をかなり上乗せされた状態でしか買えませんでしたので、その様な方には朗報ですね。(バンガード社が直々に国内販売に乗り出してくれればば良いのですが・・・その可能性は低いのかな。)


<いつも読ませて頂いているブロガーの方々のご意見はこちら>

・梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー/セゾン投信からバンガードのインデックスファンド三昧のすごいファンドが!?
・オサーンの投資生活/セゾン投信のバランスファンド
・ホンネの資産運用セミナー/セゾン投信「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」詳細決定
・rennyの備忘録/セゾン投信のファンド情報
・かえるの気長な生活日記。/セゾン投信はゆっくり買ってみたい
・Site.M from 新所沢/セゾンバンガードグローバルバランスFは素晴らしい!

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コメント

TBありがとうございました。
既存業界がどんな嫌がらせ、ネガティブキャンペーンを張るのか、注目していきたいと思います。嫌がらせするにも難しいでしょうけどね。

セゾン投信ですと、いったん外貨に変換して
日本向けインデックスファンドに投資します。
日本向けの分だけ、本来なら必要のない
為替手数料が内部で発生しています。
決算まで、そのコストは明らかになりま
せん。

決算期の益出しの際にも、内部では分配
金に対して為替手数料が発生します。再投
資の際にも同じです。

毎年かかってくるおおよその無駄な為替
手数料コストは、回転率×日本向け投資の
割合でしょうか。長期なら、個人で回転率
の低いインデックスファンドを積立てた方
が、内部のコストを含めて安いことは明か
です。しかも、その長期の期間は、予想よ
りも短くなるでしょう。

一部はアイルランド籍の投信になるようです
ので、アイルランドの為替差益、差損に対す
る税制しだいでは、さらに見えないコストは
膨らみます。

>rennyさん
記事でのご紹介ありがとうございました。

高い手数料にあぐらをかいている既存業界に危機感を持ってもらう為にも、「セゾン投信」を応援したいと思います。
が、実際の購入は冷静に運用状況を見てからじゃないとなぁ・・・と慎重に考えています。

こんばんは!
このファンドを実際に自分で買うかってなったら微妙ですけど、悪くはないファンドだと思いました。

これだけを保有するなら株50債券50ってのは債券が多すぎると思いますが。
ノーロードでかつ信託報酬の低い債券ファンドはなかなか無かったので、これで代用できるのかなと思います。
株75債券25のポートフォーリオにしたいなら、株のファンドとこのファンドを半分づつ保有すれば同じことなので。

そういう意味では、自分で調整しやすい50対50の大人しめの設定ってのは、良いんじゃないかと思います。

>staygoldさん
私が記事で書いたように、このファンドにいろいろ組み合わせる使い方よりは、
シンプルにこのファンドと日本株ファンドを1:1などで買うのがセゾン側も意図しているところなのでしょうね。
確かに、私の妻に購入を勧めるとしたら、それが一番かと思うこの頃です。

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