SMTインデックスシリーズ第13期運用報告書(2014年5月)

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代表的インデックスファンドの一つであるSMTインデックスシリーズのうち5月12日に決算をむかえた9ファンドの運用報告書がwebにアップされました。

年2回決算で今回は第13期の運用報告書です(新興国株・債券は第10期、日経225は第8期)。さっそくチェックしておきます。

  • 「SMT 日経225インデックス・オープン」
  • 「SMT TOPIXインデックス・オープン」
  • 「SMT 国内債券インデックス・オープン」
  • 「SMT グローバル株式インデックス・オープン」
  • 「SMT グローバル債券インデックス・オープン」
  • 「SMT J-REITインデックス・オープン」
  • 「SMT グローバルREITインデックス・オープン」
  • 「SMT 新興国株式インデックス・オープン」
  • 「SMT 新興国債券インデックス・オープン」

実質的なコストについて

私の運用報告書の読み方として、手数料を無駄に払っていないか、実際にかかったコストをチェックします(今のメジャーなインデックスファンドでは殆ど気にする必要は無いかもしれませんが)。
投信では、目論見書に予め明示されている信託報酬コストの他に、「売買委託手数料」「保管費用」といった名目でその他のコスト(事前に見えない隠れコスト)がかかってきます。

ファンド名 信託報酬率 信託報酬 その他コスト 概算実質コスト(年率換算)
日経225 年率0.3996%(税抜0.37%) 33円 0円 0.3996%
TOPIX 年率0.3996%(税抜0.37%) 19円 0円 0.3996%
国内債券 年率0.3996%(税抜0.37%) 22円 0円 0.3996%
グローバル株式 年率0.54%(税抜0.5%) 31円 3円 0.5923%
グローバル債券 年率0.54%(税抜0.5%) 31円 2円 0.5748%
J-REIT 年率0.432%(税抜0.4%) 25円 0円 0.432%
グローバルREIT 年率0.594%(税抜0.55%) 34円 7円 0.7163%
新興国株式 年率0.648%(税抜0.6%) 68円 32円 0.9529%
新興国債券 年率0.648%(税抜0.6%) 51円 10円 0.7751%

上記の概算実質コストは、今回期中に消費税率が変更となっていますが日割り計算までしていませんので、前期や他のファンドと直接比較出来ない事を留意下さい。また、年2回決算ですが、前期の実績コストを使用せずに単純に2倍とした年率換算をしています (信託報酬額=期中平均基準価額×信託報酬率より計算)。

いずれのファンドも問題ないと思いますが、新興国債券のその他コストが以前よりかなり下がったなぁと思います(2年前の決算記事はこちら)。あと、やはり新興国株式ファンドは高コスト。実質コストが1%を切っているので個人的には納得しているのですが、海外ETFのEEMでは経費率0.67%、VWOに至っては0.15%なのでもうちょっと下がれば嬉しい。

ベンチマークとの乖離について

コストの次に、私が運用報告書を読むポイントは、パフォーマンスのベンチマークとの乖離です。インデックスファンドの品質の評価としては、ベンチマークとの乖離がいかに少ないかという視点でチェックします。以下に今期のパフォーマンスとベンチマークとの乖離について抜粋しておきます。

<SMT 日経225インデックス・オープン>
今期の騰落率は-0.1%(ベンチマーク-0.8%)
ベンチマークとの差異は信託報酬要因-0.2%、配当金要因+0.9%
ベンチマークは配当を含んでいないので。

<SMT TOPIXインデックス・オープン>
今期の騰落率は-1.4%(ベンチマーク-2.3%)
ベンチマークとの差異は信託報酬要因-0.2%、配当金要因+1.1%
こちらもベンチマークは配当を含まず。

<SMT 国内債券インデックス・オープン>
今期の騰落率は+0.29%(ベンチマーク+0.48%)
ベンチマークとの差異はほぼ信託報酬要因

<STAM グローバル株式インデックス・オープン>
今期の騰落率は+10.6%(ベンチマーク+9.1%)
ベンチマークとの差異は、為替評価日格差要因+0.4%、配当金要因+1.3%、信託報酬要因-0.2%
ベンチマークは配当を含まず。

<SMT グローバル債券インデックス・オープン>
今期の騰落率は+7.95%(ベンチマーク+7.88%)
ベンチマークとの差異は為替評価日格差要因+0.39%、信託報酬要因-0.26%

<SMT J-REITインデックス・オープン>
今期の騰落率は+6.5%(ベンチマーク+6.7%)
ベンチマークとの差異は信託報酬要因-0.2%

<SMT グローバルREITインデックス・オープン>
今期の騰落率は+15.0%(ベンチマーク+15.7%)
ベンチマークとの差異は、信託報酬要因-0.3%、配当課税要因-0.3%、銘柄要因-0.1%
配当課税要因とは、ベンチマークの配当は税引前が用いられるのに対して、ファンドでは税引後となるため。

<SMT 新興国株式インデックス・オープン>
今期の騰落率は+4.9%(ベンチマーク+4.3%)
ベンチマークとの差異は、信託報酬要因-0.3%、配当金要因+0.9%
ベンチマークは配当金を含まず。

<SMT 新興国債券インデックス・オープン>
今期の騰落率は+5.65%(ベンチマーク+6.37%)
ベンチマークとの差異は、信託報酬のほか、カストディコスト課税コストが主な要因。

ちなみに分配金を出したのはグローバル株式とグローバルREITの2ファンド(いずれも20円)。課税後の再投資となるので私は分配金を出すファンドはネガティブに評価します。

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